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講義名 企業研究C
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 4学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Corporate Studies C
学部・学科 現代文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 小川 祐一

授業概要 / Class Description 企業は「人」「モノ」「金」「時間」「情報」という5つの要素から成り立っている。その中の「人」のマネージメントについて、一般的な株式会社を例に挙げながら、事例を交えて基礎から学ぶ。人事労務管理の基礎編にあたるもので、就職活動にあたっての会社選びや、卒業後、企業(組織)の一員として働く上で役に立つ知識の習得等を目指す。
到達目標 / Goal ・人事労務管理の基礎である、人事制度、採用、異動、給与、福利厚生、労働時間、退職等の仕組みと運用を理解できる。
・就職活動時に会社を選ぶ視点を持つことができる。
実務経験 / Business Experience 日本航空株式会社に1985年に入社し、25年間に渡り、空港旅客、国際線・国内線予約、客室サービス企画、安全推進、客室訓練企画等に携わり、その間、国際線、国内線の客室責任者としての乗務も経験する。
早期退職後、大学院で経営管理を学ぶかたわら、ホスピタリティ・マネジメントやCS向上をテーマに、主としてホスピタリティ関連企業において講演、研修に携わる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション:授業の進め方、評価方法など
第2回「会社は誰のモノですか?」:会社とは何をするところか、どのように意思決定が行われるのか、ステークホルダーとは何かなど、会社の概要を理解する
第3回「労働契約って何ですか?」:「就職する」とはどういうことなのかを糸口に、組織と個人の関係を考える。雇用を巡る法律や就業規則とは何かを学ぶ
第4回「なぜお店に来た芸能人のことをTwitterに上げたらだめなの?」:労働者の義務と権利、会社の義務と権利を身近で起こる例を挙げながら考える
第5回「次長と課長ってどちらが偉いの?」:多くの会社で見られる「社員区分制度」「社員格付け制度」を例に挙げ、人事労務管理の基礎の仕組みを学ぶ
第6回「外資系の企業ってどう違うのですか?」:最近増えてきた「社員区分制度」「社員格付け制度」をもたない企業や外資系企業を例に挙げ、多様化する管理制度を学ぶ
第7回「内定辞退ってできますか?」:人事労務管理制度の中の採用管理に焦点をあてて学ぶ
第8回「人事異動って断れますか?」:人事労務管理制度の中の雇用調整、配置、移動に焦点をあてて学ぶ
第9回「学校の授業と企業内教育って何が違うの?」:企業の取り組む人材育成について、その目的や方法を学ぶ。
第10回「人事考課の内容って教えてもらえますか?」:人事管理制度の中の人事考課の目的、考え方、実施方法について学ぶ
第11回「給与明細の見方が良く分かりません・・」:給与だけでなく、賞与(ボーナス)、退職金等会社が支払う人件費全般を学ぶ
第12回「有給休暇って好きな時に取れるの?」:人事労務管理制度の中の労働時間と休日について、多様化する雇用形態と共に学ぶ
第13回「育児休業中ってお給料もらえるの?」:人事労務管理制度の中の福利厚生全般について学ぶ
第14回「会社を辞める時はどうすればいいの?」:人事労務管理制度の中の休業制度と退職について学ぶ
評価方法 / Evaluation 評価の方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:授業態度50%、課題・テスト50%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 授業の前に前回の授業の振り返りを行う。各自の復習を望む
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)