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講義名 卒業研究
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 6
校地 4学年
必修・選択
講義名(英文)
学部・学科

担当教員
氏名
◎ 由利 素子
小林 未佳

授業概要 / Class Description 卒業研究は小・中・高にはない大学のもっとも特徴的な授業の1つである。卒業研究の過程は、まず課題やテーマの選択を行う。このテーマについて従来の研究例を調べ、テーマの目的や独自性を明確にする。次に研究を具体的に進める方法、手法、調査手法などを考える。実験や調査、制作の結果を指導教員などと討論し、まとめていく。最後に論文にまとめ種々の場所で発表する。卒業研究を実施するなかでテーマの選定、種々の調査方法、研究の進め方、結果に対する討論や考察、発表の仕方などを具体的に学ぶ。
到達目標 / Goal 大学で学んだ知識を使い、指導教員の助言のもとに未知の事象を、調査や評価、実験、制作などを行い、答えを導くことができる。
実務経験 / Business Experience ◆小林 未佳
地方独立行政法人神奈川県産業技術総合研究所において、繊維製品の分析試験業務、テキスタイル製作に従事。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション
年間計画、要領、研究倫理についての説明
第2回各自の選定テーマに対して、取り上げた動機や研究の目的などを、学生と教員全員で討論する①
第3回各自の選定テーマに対して、取り上げた動機や研究の目的などを、学生と教員全員で討論する②
第4回テーマに関連する内外の文献や資料をリストアップし、整理する
第5回収集した文献や資料について討論を行い、テーマとの関連性について調べる
第6回収集した文献や資料について討論を行い、テーマとの関連性についてまとめる
第7回テーマの内容や進め方などを明確にしていく
文献や資料の調査、集積を継続して行う
第8回討論を続け、研究の方向性をより一層明確にしていく①
第9回討論を続け、研究の方向性をより一層明確にしていく②
第10回研究テーマを明らかにし、研究目的に沿う手法(調査方法、制作方法、実験方法)や条件、対象とする事項や試料を決定する
第11回予備的な調査・実験や検討を行う
内外の文献・資料などを参考にし詳細な進め方を決める
第12回調査に用いる資料、実験に使用する装置や試料の準備を行う
研究手法に対する特徴や独自性について討論を行う
第13回予備調査や実験の結果に対して十分な討論を行い、研究テーマや進め方の確認を行う①
第14回予備調査や実験の結果に対して十分な討論を行い、研究テーマや進め方の確認を行う②
第15回論文点検Ⅰ
研究の背景、目的について適切に書かれているか確認し、問題点を明らかにする
第16回研究(実験・制作・調査)を具体的に進める①
方法や結果に対して討論を行い、問題点は修正を行う
第17回研究(実験・制作・調査)を具体的に進める②
方法や結果に対して討論を行い、問題点は修正を行う
第18回研究結果のまとめ方や、論文の書き方の説明
第19回実験・制作・調査を進める①
結果について討論を重ね、研究内容や意義について理解度を深める
第20回実験・制作・調査を進める②
結果について討論を重ね、研究内容や意義について理解度を深める
第21回論文点検Ⅱ
研究方法が適切に書かれているか確認し、問題点を明らかにする
第22回研究結果に対して全員で討論する
討論の仕方や発表法のトレーニングを行う
第23回論文の全体構成について討論し、論文の骨格を明らかにする
第24回結果の整理と論文作成を行う
第25回論文点検Ⅲ
背景、目的に対して、結果および考察が論理的に述べられているかを確認し、問題点を修正する
第26回論文作成を行う
第27回研究発表の説明資料の作成と、発表法のトレーニングを行う
第28回卒業研究発表会で発表し、討論を行う
授業形式 / Teaching Method 調査や実験、制作を行う。
ディスカッション、プレゼンテーションを行う。
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:研究態度および授業への参加度により40%、卒業論文および発表会により60%として総合的に評価する。
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 一年間の研究計画を立案し、チェックポイントを設けて見直し・修正を指導教員と相談しながら着実に進めること。
担当教員問合せ先 / Office to contact テキスタイル研究室(A073)
備考 専門分野の書籍、国内外の学術文献、資料等を授業の中で指示する。
対面授業を基本とし、オンライン授業(ライブ型)を含める。