シラバス参照

印刷
講義名 日本語E
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Japanese E
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 星 圭子
加藤 薫

授業概要 / Class Description 留学生に対し、論文・レポートの作成を意識した授業を行う。
前期は論文・レポートの実例を見ながら、書く際の心構えや書き方の技術を学ぶ。
後期は前期の学習を踏まえて、実際にレポート・論文を書いてみる。
この授業は少人数指導(20人以下)を実践している。
到達目標 / Goal ・論文の形式や論の構成の仕方・また読むために必要な語彙・文法がわかる。
・論文からその大意や必要な情報を読み取ることができる。
・一つのテーマについて調査し、考察することができる。
・調査し、考察した内容を論文としてまとめることができる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回前期オリエンテーション:授業の目的とテキストの確認
論文を実際に読んで、その形式と内容を理解する
第2回論文・レポートの構造(1)事柄の分類と説明
第3回論文・レポートの構造(2)特徴の列挙
第4回論文・レポートの構造(3)事柄の列挙
第5回論文・レポートの構造(4)図表データを元にしたレポート
第6回論文・レポートの構造(5)原因分析
第7回論文・レポートの構造(6)意見を補強する論拠
第8回論文・レポートの構造(7)引用の方法
第9回論文・レポートの構造(8)数値的統計から意見を導く
第10回論文・レポートを書くまでの流れ(1)論文の構成と章立て
第11回論文・レポートを書くまでの流れ(2)テーマからアウトラインへ
第12回論文・レポートを書くまでの流れ(3)引用の方法
第13回論文・レポートを書くまでの流れ(4)データから考察へ
第14回論文・レポートを書くまでの流れ(5)参考文献の示し方他、論文の形式
第15回後期オリエンテーション:授業の目的
第16回すぐれたレポートを読む(1)
課題の設定
第17回すぐれたレポートを読む(2)
適切な引用のあり方
第18回すぐれたレポートを読む(3)
論の進め方
第19回ミニレポートを書いてみる(1)テーマの選定
第20回ミニレポートを書いてみる(2)資料収集
第21回ミニレポートを書いてみる(3)アウトラインの作成
第22回ミニレポートを書いてみる(4)本文作成と推敲
第23回ミニレポートを書いてみる(5)評価と反省
第24回すぐれた論文を読む(1)
序論のあり方
第25回すぐれた論文を読む(2)
結論のあり方
第26回レポート作成(1)
第27回レポート作成(2)
第28回発表と反省・まとめ
評価方法 / Evaluation 評価の方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:前期→課題・レポート60%,授業への参加度40% 後期→レポート・ミニレポート60%,授業への参加度40%
教科書等 / Textbook アカデミック・ジャパニーズ研究会編著『大学・大学院留学生の日本語3論文読解編』、アルク、1800円(税別)
準備学習 / Preliminary study 前期:各課の本文は事前に一読し大まかな意味を理解しておくこと。
後期:授業時に指示される課題にきちんと取り組むことが必要である。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)