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講義名 企業研究B
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Corporate Studies B
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 大橋 龍司

授業概要 / Class Description 【授業目的・方針】企業は「人」「モノ」「お金」「情報」「時間」で成り立っている。その「モノ」「お金」について学ぶ。業界・企業をお金や、数字で見る視点をノウハウを楽しく学び、就職活動、社会に出てからも役立つ基本的な知識を学ぶ。                                             授業方針/日常の気になる疑問からはじめて、生活でも役立つ身近な知識を解説する。できるだけ内容は分かりやすく説明するスライドによって講義する。各回レジュメを配布するが、毎回の復習を徹底して理解の徹底を図る。授業への取り組み姿勢を重視する。
到達目標 / Goal ●企業を数字、お金を通して理解することができる                       
●様々な業界の「儲け(もうけ)のしくみ」が理解できる
●企業経営にかかわる情報を調べることができる      
●経理やファイナンスの基本的なことを理解することができる 
実務経験 / Business Experience 【主な職務経歴】
○株式会社リクルート 事業企画部、新規事業開発部、HR領域営業部(企業開拓)
○株式会社リクルートHRマーケティング(現:株式会社リクルートジョブズ)
 経営企画部 マーケティング室
○世田谷区、荒川区キャリア教育コーディネーター
 ・企業と学校をつなぐコーディネイト運営、教諭向けキャリア研修
授業計画 / Class schedule
時限内容
第1回5時限【オリエンテーション:講座内容を日常的な疑問、生活に役立つ身近な話を通して解説する】
初回にあたり、本講座の趣旨説明。講義概要について、日常的な気になる疑問から様々な気づきを持ってもらうことから解説する。毎回の運営についても解説する。
第2回5時限【企業の「儲け(もうけ)のしくみ」、価格決定について学ぶ(企業会計1)】 
ふだん何げなく利用しているサービスの裏事情を理解することできる。企業の価格決定から「原価の秘密」、「知っておくと得する?(ムダ金を使わず一番のサービス)」を受けることについて学ぶ。
第3回5時限【企業のビジネスモデルについて学ぶ (企業会計2)】
企業の収益構造や、最近のデジタル時代ビジネスモデル(フリー戦略、プラットフォーム戦略、オープ戦略等)にはどんなものがあるか?また、付加価値・商品戦略などについて学ぶ。
第4回5時限【企業を決算書で見てみる (企業会計3)】
企業を、決算書で見るための基礎知識を学習する。
第5回5時限【決算書の実際:実例にて決算書の見方を学習する (企業会計4)】
様々な決算書の事例をもとに、会計感覚を磨いてみる。
第6回5時限【決算書の見方演習 (企業会計5)】
課題の「決算書」をみて、今までの企業会計知識から、レポート課題1(企業会計復習)
第7回5時限【株式会社とはどういうものか (企業財務1)】
「株式会社と、会計は1セット」。株式会社と個人事業の違いとは何か。株主と債券権者の違い等について学ぶ。
第8回5時限【円高、円安になるとどうなるのか?為替の話について (企業財務2)】
「円高」とか「円安」という言葉を聞くけれど、どういう意味があるかを学ぶ。外国為替市場の基本的なことについて学ぶ。
第9回5時限【金融政策と日本銀行の役割 (企業財務3)】
企業財務についてのレポート課題2(企業財務)                   
第10回5時限【業界研究のポイント (企業研究1)】
業界の分類、業界研究のポイントについて学ぶ。業界、その関連業界の特徴や現状を把握することで企業研究をする際に役立つことを学ぶ。有価証券報告書を使って理解を深める。企業の中の「事業部制」を理解する。また、企業の中の「職種」の役割について学ぶ。    
第11回5時限【企業研究の基本プロセス (企業研究2)】
企業研究をする際に、「企業を見る5つのキーワード」についてどのような視点が必要かを学ぶ。事業内容、マーケット、クライアント、仕事内容、雰囲気、社風について。 
第12回5時限【航空業界、旅行業界とホテル業界の企業を、お金と数字について学ぶ (企業研究3)】
航空業界、旅行、ホテル業界「儲け(もうけ)のしくみ」を、有価証券報告書を使って理解する。また、競合他社比較をするやり方を学ぶ。 
第13回5時限【アパレル業界とブライダル業界の企業を、お金と数字について学ぶ (企業研究4)】
アパレル、ブライダル業界の「儲け(もうけ)のしくみ」を、有価証券報告書を使って理解する。また、競合他社比較をするやり方を学ぶ。
第14回5時限【まとめ】
企業会計、企業財務、企業研究の知識の応用を演習形式で学ぶ。 
授業形式 / Teaching Method グループワーク、グループワークの発表を行う予定です。(全2~3回)
評価方法 / Evaluation 評価方法   1.評価方法 A(S)~C・E評価
       2.評価の基準 試験・レポート40% 、ミニレポート10%、出席率・授業へ意欲・参加度50%
教科書等 / Textbook プリントを配布する
準備学習 / Preliminary study プリントで、前回の授業内容を復習していく。
グループワークやディスカッションもあるので、受け身ではなく、主体的に参加するように。
 
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)