授業概要 / Class Description |
繊維製品における色や柄といった染色加工に関する基礎知識を学ぶ。 本講義では、染色・色・染料・色の耐久性についてとりあげ染色加工に必要な基礎知識を修得する。 |
到達目標 / Goal |
・染色加工を施す際に繊維に適合した染料と染色条件が理解できる。 ・染色加工における色の管理について理解する。 |
授業計画 / Class schedule |
回 | 内容 |
第1回 | はじめに 初回授業の導入として、身近な染色加工について紹介し、染色加工学を学ぶ意味を説明する。 |
第2回 | 光と色について |
第3回 | 染色に必要な染料・薬剤・水について |
第4回 | 染色加工における前処理工程について |
第5回 | 各種合成染料と染着機構について |
第6回 | 染色における現象や染色条件について |
第7回 | 染色方法について |
第8回 | 伝統工芸染織について |
第9回 | 天然染料による染色について |
第10回 | 染色加工品において変退色が生じる要因について |
第11回 | 染色堅ろう度について |
第12回 | 色にかかわるトラブル事例について |
第13回 | 繊維加工について |
第14回 | これまでの授業から、染色加工を施す際の重要性や環境問題や安全性についてまとめる。 |
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評価方法 / Evaluation |
・評価方法:A(S)~C・E 評価 ・評価の基準:試験70%,授業への意欲・参加度30% |
教科書等 / Textbook |
なし |
準備学習 / Preliminary study |
色や染色について学ぶ上での、化学の基本的な知識を身につけておくこと。 毎回、授業終了後は配布資料などを活用し復習した上で、次回の授業に参加すること。 |
担当教員問合せ先 / Office to contact |
テキスタイル研究室(A073a) |
備考 |
「色彩学」(1年次・必修)の授業を履修済であることが望ましい
※参考推奨書:『染色加工学』一般社団法人 日本衣料管理協会 発行 |