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講義名 ディスプレイ演習
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Seminar in Product Presentation
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 関 友子

授業概要 / Class Description ブランド企画、運営に欠かせないVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)の基本的知識を理解した上で、アパレルの販売促進活動に必要なVP(ヴィジュアルプレゼンテーション)の基本的な知識とテクニックの習得、その応用力を身につける。
『ブランディングのためのディスプレイプランニングと制作』を課題とし、
各自それぞれ『ブランド』を想定し空間演出やスモールディスプレイ、ウェブやカタログなどで使用する「物撮り」のスタイリングなど、プランニングから実践までを行いブックを作成。授業の最後にプレゼンテーションを行う。
到達目標 / Goal 基本的な知識とテクニックを身につけ、空間だけでなく紙面やWEBなどでのコーディネートまで、幅広くディスプレイの応用力を磨く。
VMDについて理解しブランディングのための商空間演出のプランニングから実践までをトータルで行うための力を身につける。

実務経験 / Business Experience 大手国内アパレル企業にて販促およびVMD業務に携わった後、2013年にVMDコンサルタントとして独立。現在は、店舗・展示会でのVMDプランニングに加え、販売スタッフやVMD専門職の教育なども行う。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション
・授業内容について
・課題について
・VMD概論 
第2回VPテクニック概論(1)
ブランド別VMD解剖学
世界中の様々なブランドやショップのディスプレイを解剖しVMDやディスプレイについて理解を深める
第3回VPテクニック概論(2)
ディスプレイの基本法則
VP / PP /IP
ウェア&アクセサリーのディスプレイテクニックを学ぶ
第4回器具と演出物
ディスプレイに使用する演出物の実用例を学ぶ
プロップス / ロゴ、マーク / ポップ、タグ、ショッピングバッグ
第5回アクセサリー、バッグ&シューズ演習(1)
アクセサリーやシューズ、バッグなど小物類のディスプレイの基本
立体 / 平面
第6回アクセサリー、バッグ&シューズ演習(2)
アクセサリーやシューズ、バッグなど小物類のディスプレイの応用
立体 / 平面
第7回ウェア演習(1)
1スタイリングに対して様々な手法でディスプレイの基本を実践
ボディ / ハンギング
第8回ウェア演習(2)
1スタイリングに対して様々な手法でディスプレイの基本を実践
フォールテッド(たたむ)/ レイダウン(置き)
第9回ブランディングのためのディスプレイ制作(1)
ショップを想定したディスプレイ制作
第10回ブランディングのためのディスプレイ制作(2)
ウェブやカタログのためのディスプレイ制作
第11回ブランディングのためのディスプレイ制作(3)
課題作成のためのディスプレイ制作
ショップディスプレイ / ウェブやカタログのためのスタイリング
第12回プレゼンテーション1
グループ作品
第13回プレゼンテーション2
個別作品
第14回講評/まとめ
ポートフォリオ提出
授業形式 / Teaching Method ・グループディスカッションおよび演習
・プレゼンテーション
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:ディスプレイ制作40%、制作課題とプレゼンテーション40%、授業への積極的な参加態度20%

教科書等 / Textbook 授業中はスライドを使い授業を進める。
必要な資料はデータを配信する。
準備学習 / Preliminary study 演習の際は、各自洋服からアクセサリーまでのトータルコーディネートを事前に準備すること(40分程度)。
制作した全てのディスプレイは画像に残すため、カメラやその機能のある端末(スマートフォン等)を持参のこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装造形学研究室(A091)
備考 ■履修上限人数:~40名(履修登録学生が多い場合は抽選になります)
■再履修:不可
■他学部他学科:不可

演習についてはクラスを2分割し、対面組とオンライン組を隔週で分けて実施予定。
対面では学校備品でのディスプレイ制作、オンラインでは自宅にあるものを使いディスプレイを制作し、各自のディスプレイ画像をオンライン上で共有した上で講評を行い、同時並行で授業を実施する。