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講義名 和装文化演習Ⅰ
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Kimono Culture Ⅰ
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子

授業概要 / Class Description 日本の伝統衣装であるきもののデザインには、長い歴史の中で培われた理論やルール、ノウハウが存在し、それらは洋服をデザインするためのものとは異なる。きものの柄付けのルール、色や文様の持つ意味を知り、伝統的な技法と近年台頭しつつあるデジタルによるきものデザインの体験し、1/2スケールのきものをデザインすることで、きもののデザインを実践的に学ぶ。
到達目標 / Goal きものの構成を理解し、柄付けのルール、色や文様に込められた意味を知る。また型染や絞り、日本刺繍といった伝統的な加飾技法と、デジタルプリントのデザインを体験する。これらの知識と体験を糧に、自ら1/2スケールのきものをデザインし、最終回に発表することで、きものデザインの基礎力を身に着けることができる。
実務経験 / Business Experience 木越まり:着物ブランド「加花」デザイナー
授業計画 / Class schedule
時限担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
ガイダンス:ゆかたの着付け体験を通して、きものの構成を知る
第2回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
きものの色と文様
第3回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
きものの種類と柄付け:小紋と絵羽
第4回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
特別外部講師:着物デザイナー 木越 まり
きもののデジタルデザイン①理論
第5回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
きもののデジタルデザイン②制作
第6回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
中間発表:最終回で発表する作品のデザイン案を発表する。
第7回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
杉山 美和(文化服装学院)
きものの技法①型染め
第8回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
杉山 美和(文化服装学院)
きものの技法②絞り
第9回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
杉山 美和(文化服装学院)
きものの技法③染色実習
第10回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
きものの技法④日本刺繍の理論
第11回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
きものの技法⑤日本刺繍の制作
第12回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
作品制作①プリント・染め
第13回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
作品制作②加飾
第14回2時限岡島 奈音
管野 絢子
関口 光子
発表:各自の作品について、中間発表時のデザインと比較しながら発表する。
評価方法 / Evaluation 1.評価の方法 A(S)~C・E評価
2.評価の基準 作品50%、授業への意欲・参加度50%
教科書等 / Textbook 特になし。授業内に適宜プリントを配布する。
準備学習 / Preliminary study 特別な事前学習の必要はないが、各回の課題をきちんとこなすこと(約2時間)
担当教員問合せ先 / Office to contact 和装文化研究所(F館4階 F43b)、和裁研究室(F館4階 F館44)
備考 履修可能人数:20名
抽選方法:無作為抽選
※履修希望者は、4/12(月)までに履修登録を完了すること。抽選結果を初回授業より前にメールで連絡するので、選に漏れた学生は取消期間に履修取消の手続きを行うように。