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講義名 デザインとマーケティング
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Design and Marketing
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 小森 美穂子

授業概要 / Class Description 前半はファッション商品企画に必要な商品知識、マーチャンダイジング、マーケティングの基本を解説し、数回の演習課題を行う。
後半は商品企画の実践として、オリジナルブランド企画書を考え各自でプレゼンテーションソフト(Powerpoint等)または手作業による企画書(マップ)制作を行う。企画書制作を通してファッションブランド企画の基本手法を学ぶ。
到達目標 / Goal ファッション産業における企画立案の基本的な考え方と具体的な手法を身に付ける。
実務経験 / Business Experience *旭化成(株)ファッショントレンド予測、キュプラ素材開発とマーケティング担当(85~98年)
*(株)ユナイテッドアローズ マーケティング部にて素材・カラーディレクション担当(07年~現在)
*(株)フェリシモIEDITとのコラボレーション商品企画開発(18年~現在)
*東京商工会議所カラーコーディネーター検定1級ファッション分野公式テキスト執筆(共著)、作問採点委員(03〜19年)
*日本流行色協会レディスウェア専門委員としてカラーパレット作成(98年~現在)
授業計画 / Class schedule
年月日(曜日)時限内容
第1回令和 4年04月11日(月)4時限・オリエンテーション
・マーチャンダイジング / 商品分類 ①
商品の価値、構造、コンセプト、機能と効用
アイテム分類、テイスト分類A、グレード分類について解説
第2回令和 4年04月18日(月)4時限・マーチャンダイジング / 商品分類 ②
財の種類、消費財の分類
オケージョン分類、商品体系分類について解説
第3回令和 4年05月04日(水)4時限・マーチャンダイジング / 商品分類 ③ 
消費財の分類、ファッション商品の体系分類、年間スケジュール分類について解説
・演習1/ ワードローブ計画演習
第4回令和 4年05月09日(月)4時限・商品企画 ① / 市場と商品
商品の市場性と社会性、ニーズ・ウォンツ・シーズ
ファッション商品企画のプロセス
競合他社自社分析、ブランドコンセプト、シーズンテーマについて解説
・演習1の講評
・演習2/ シーズンMD分類演習
第5回令和 4年05月16日(月)4時限・商品企画 ② / カラーと商品企画 1
ファッションにおけるカラーの役割、流行色成立の条件、流行色予測の主な団体、
カラー企画のステップ(無地・先染め、プリント)、カラーパレットについて解説
・演習2の講評
第6回令和 4年05月23日(月)4時限・商品企画 ③ / カラーと商品企画 2
カラーマーチャンダイジングの基本構成、コレクション情報、情報の環境変化について解説
・ブランド企画マップについての詳細説明
・演習3/ カラーMD演習
第7回令和 4年05月30日(月)4時限・商品企画 ④ / 生活者行動と社会調査
代表的な生活者特性、コーホート特性、クラスター分類
生活者調査の主な種類、ファッション市場のリサーチについて解説
・オリジナルブランド企画書マップ制作について解説
・演習3の講評
第8回令和 4年06月06日(月)4時限・商品企画 ⑤ / オリジナルブランド企画書制作 1
アパレルのサイズ展開と表示、小売業の種類について解説
・オリジナルブランド企画書制作について詳細を解説
第9回令和 4年06月13日(月)4時限・商品企画 ⑥ / オリジナルブランド企画書制作 2
ブランドコンセプト、ペルソナ、ターゲティングについて解説
昨年度の参考作品紹介 
第10回令和 4年06月20日(月)4時限・商品企画 ⑦ / オリジナルブランド企画書制作 3
カラーストーリー展開、月別アイテム展開について解説 1
昨年度の参考作品紹介
第11回令和 4年06月27日(月)4時限・商品企画 ⑧ / オリジナルブランド企画書制作 4
カラーストーリー展開、月別アイテム展開について解説 2 
昨年度の参考作品紹介
第12回令和 4年07月04日(月)4時限・オリジナルブランド企画書発表 ①
各自の企画書の発表と講評
第13回令和 4年07月11日(月)4時限・オリジナルブランド企画書発表 ②
各自の企画書の発表と講評
第14回令和 4年07月18日(月)4時限・オリジナルブランド企画書発表 ③
各自の企画書の発表と講評 ・演習を通した本講のまとめ
授業形式 / Teaching Method パワーポイントによる企画書制作
評価方法 / Evaluation 評価の方法
・A(S)~C・E評価
評価の基準
・オリジナルブランド企画書の制作と提出 50% 
・講義への参加度 50%(受講態度、演習課題提出など)
教科書等 / Textbook 配布プリント
準備学習 / Preliminary study 毎週30分程度、次回講義キーワードについての書物調べ、ネット検索など
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室(A064)
備考 ・コロナ感染症の状況により、履修人数に制限をかける場合がある。その際は抽選を行う。
・新配色カード199(日本色研事業)を準備すること。
・プレゼンテーションソフト(Powerpoint等)の操作方法について解説は行わない。各自ができる方法で企画書を作成する事。