回 | 時限 | 担当教員・担当教員フリーテキスト | 内容 |
第1回 | 4時限 | 津田 紀代 | 装身文化と化粧の定義 化粧とは何か?服飾、装身具と共に化粧を定義して、人の装身文化の重要性を知り、そのなかでの化粧の重要性を考察する。具体的には、世界各地の特徴的な化粧を取り上げ、その意味を読み解く。なお、東西共通の装身具のひとつ、耳飾り(イヤリング・ピアス)をとりあげ、その歴史を知り、東西比較、化粧との関係性について考察する。
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第2回 | 4時限 | 津田 紀代 | 古代オリエントの美意識と化粧文化 エジプト、シュメール、バビロニア、アッシリア、ペルシャ等の化粧ー肌、目、眉、口、頬、爪のメイク・ケア、香り、髪等ーの具体的内容と特徴、化粧の意味を考察する。映像視聴予定。 |
第3回 | 4時限 | 津田 紀代 | 古代ギリシア、ローマの美意識と化粧文化 具体絵的な肌、目、眉、口、頬、爪のメイク・ケア、美白意識、香り、髪等ーの特徴、化粧の意味を考察する。映像視聴予定。 |
第4回 | 4時限 | 津田 紀代 | 中世、15,16世紀の欧米の美意識と化粧文化 化粧に対して否定的な中世から身体賛美の15,16世紀の化粧ー肌、目、眉、口、頬、爪のメイク・ケア、香り、髪等ーの特徴、化粧の意味を考察する。映像視聴予定。
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第5回 | 4時限 | 津田 紀代 | 17、18世紀の欧米の美意識と化粧文化 貴族社会で爛熟期を迎えた化粧文化の特徴を知るー上流で開花した化粧ー肌、目、眉、口、頬、爪のメイク・ケア、香り、髪等ー具体と特徴を、当時の文献、版画資料から考察する。映像視聴予定。 |
第6回 | 4時限 | 津田 紀代 | 19世紀の欧米の美意識と化粧文化 価値観の転換と化粧文化の大きな変化、ブルジョワ台頭による化粧需要の拡大状況を知る。フランス革命を契機に大きく変化する化粧ー肌、目、眉、口、頬、爪のメイク・ケア、香り、髪等ーの具体と化粧の意味を考察する。映像視聴予定。 |
第7回 | 4時限 | 津田 紀代 | 20世紀の欧米の美意識と化粧文化 市民層への化粧浸透状況、髪の文化の大きな変化を知る。女性の社会進出に伴い、普及していく化粧ー肌、目、眉、口、頬、爪のメイク・ケア、香り、ダイナミックな変化を遂げていく髪等ーの特徴を当時の版画や文献から考察する。映像視聴予定。 社会状況によるが、フィールドワークレポートの課題提示予定。
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第8回 | 4時限 | 津田 紀代 | 日本の化粧文化の時代概要、及び原始・古代・中世の日本の美意識と化粧文化 化粧文化について、色彩、身体部位、海外交流の視点から、時代的特徴を確認し、赤白黒の化粧の萌芽から確立していくようすを知る。具体的にはー肌、目、眉、口、頬、爪のメイク・ケア、香りの発達のようす、髪の変化等ーを考察する。日本緒の香りテイスティングと香りを衣装へ移す道具の組み立てを受講生が試す。映像視聴予定。 |
第9回 | 4時限 | 津田 紀代 | 近世の日本の美意識と化粧文化 赤白黒の伝統化粧が完成していくようすを知る。具体的にはー肌、目、眉、口、頬、爪のメイク・ケア、香り、髪のダイナミックな変化等ーを考察する。当時の化粧道具、結髪見本、文献、版画閲覧、結髪文化の映像視聴予定。 |
第10回 | 4時限 | 津田 紀代 | 近代⑴明治時代の美意識と化粧文化 欧米の影響を受けて揺れる価値観とお歯黒、眉化粧の廃止、色彩萌芽と肌メイクの革新、目、口、頬、爪のメイクとケア、香り、髪の洋風化のようす等ー新しい化粧文化を模索するようすを知り、特徴などを考察する。当時の文献、版画の閲覧、映像視聴予定。 |
第11回 | 4時限 | 津田 紀代 | 近代⑵大正・昭和(戦前)時代の美意識と化粧文化 新しい価値観のもとで、新しいライフスタイルと共に、新しい日本の化粧が広まっていくようすを知る。具体的には、洋風の肌、目、口、頬、爪のメイクとケア、香り、髪の変化のようすを考察する。当時の文献、絵画閲覧、映像視聴予定。
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第12回 | 4時限 | 津田 紀代 | 現代⑴1945~1970年代の美意識と化粧文化 戦前に培った新しい日本の化粧ー肌、目、眉、口、頬、爪のメイクとケア、香り、髪等―が第二次世界大戦後、大きく変化しつつ、浸透していくようすと新しい化粧文化の重要性を考察する。映像視聴予定。 |
第13回 | 4時限 | 津田 紀代 | 現代⑵1980~2020年代の美意識と化粧文化 1980年代バブル期以降、大きく変化しつつ、化粧文化が進化し浸透していくようすを知る。具体的には、肌、目、口、頬、爪などのメイクとケア、香り、髪等、ジェンダーと化粧文化の関わり方等、さらなる化粧文化の重要性を考察する。香りのテイスティング、映像視聴予定。 |
第14回 | 4時限 | 津田 紀代 | 東西の重要な装身具の一つであり、コミュニケーションツ―ルでもあった「扇」について、東西の歴史、用途等類似点、差異などを考察する。映像視聴予定。 内容確認レポートの課題提示とフィードバックを行う。 |