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講義名 ケーススタディ演習
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Seminar in Case Study
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 中野 教子

授業概要 / Class Description ビジネス環境の変化が加速度的に進み、予測不可能な今の時代では、特に経営に関わるマーケティング戦略において、ビジネス環境の変化をいち早く察知し、情報分析し、変化への適応できる力が求められている。
本講義では、マーケティング戦略に関する基礎知識を学び、そのマーケティング理論が実際にどのように実践し得るかについて、ケーススタディを通じて学ぶ。実際の企業事例を通じて疑似体験する事で自己問題解決力を養う。
到達目標 / Goal ・経営に関わるマーケティング戦略の基礎知識を習得するとともに、その基礎知識がどのように実践的に活用できるかについて理解する力をつける。
・マーケティングの基礎知識をもとに、自発的にマーケティング環境の変化を分析し、課題を発見し、解決策を選ぶ課題解決力をつける。
・ケーススタディを通じて分析・考察した内容をまとめ、効果的にその内容を伝えるプレゼンテーション力を修得する。
実務経験 / Business Experience 大学卒業後,主にプロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インクにて、ビューティーケア等関連製品の複数のグローバルプロジェクトに関わる。日本ロレアルでは、ビューティー関連製品全般の評価組織を改編し、日本人・外国人からなる多様性を持つ組織を構築・統括する。また、グローバルにプロジェクトを担う人財育成を行った経験を有する。
専門はイノベーション創出、グローバルコミュニケーション、マーケティングリサーチ。特にビジネスにおける異文化コミュニケーションと新規ビジネス創造のための市場環境分析、グローバルプロジェクトのための顧客調査分析を実践している。
授業計画 / Class schedule
時限担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回4時限中野 教子オリエンテーション
・企業戦略とマーケティング戦略
・ケーススタディの進め方と分析方法について
第2回4時限中野 教子マーケティング理論の基礎 I:市場環境の分析と顧客の洞察
第3回4時限中野 教子ケーススタディI:市場環境の分析と顧客の洞察①
・市場環境の変化とファッション関連企業への影響
第4回4時限中野 教子ケーススタディI:市場環境の分析と顧客の洞察②
・顧客の行動と意識の変化と小売業への影響
第5回4時限中野 教子マーケティング理論の基礎 II:顧客価値の創造
第6回4時限中野 教子ケーススタディII:顧客価値の創造①
・顧客セグメントとラグジュアリー企業の戦略
第7回4時限中野 教子ケーススタディII:顧客価値の創造②
・顧客のターゲティングと多国籍企業のアプローチ
第8回4時限中野 教子マーケティング理論の基礎 III:コミュニケーション戦略とマーケティングプロモーション
第9回4時限中野 教子ケーススタディIII:コミュニケーション戦略とマーケティングプロモーション①
・新商品の発売と宣伝・広告とPR(Public Relations)
第10回4時限中野 教子ケーススタディIII:コミュニケーション戦略とマーケティングプロモーション②
・オンラインマーケティングの効果と限界
第11回4時限中野 教子マーケティング理論の基礎 IV:競争優位を創造する戦略
第12回4時限中野 教子ケーススタディIV:競争優位を創造する戦略①
・ファッションテックの台頭と競合企業
第13回4時限中野 教子ケーススタディIV:競争優位を創造する戦略②
・グローバルニッチ企業のポジショニングと戦略
第14回4時限中野 教子・マーケティング戦略の総括
・マーケティング課題のプレゼンテーションとフィードバック
授業形式 / Teaching Method マーケティング理論とケースに関する講義とアクティブラーニングとして、以下の形式の授業を行う。
・マーケティングの事例に関するグループワーク(1グループあたり、3名~6名単位)
・グループワーク後のグループプレゼンテーションとディスカッション
・最終講義における個人プレゼンテーション
授業で取り上げるケースは、日本及び海外の企業のマーケティング事例を取り上げる。
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
評価の基準:課題レポート 50%、理解度チェックテスト 20%、グループワークの貢献度 20%、授業の積極的貢献 10%
教科書等 / Textbook 毎回の授業にて資料を配布する。授業に使用する資料は、事前に配布する。
準備学習 / Preliminary study 各回で返却された理解度チェックテストの復習を行うこと。また、次回の授業の資料に目を通しておくこと。(1時間程度)
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室(A064)
備考 履修上限人数: 30名
再履修:可

参考図書:コトラーのマーケティング入門 〔原書14版〕/Philip Kotler (著), Gary Armstrong (著), Marc Olliver Opresnik (著), 恩藏直人 (監修, 翻訳), & 1 その他/‎ 丸善出版