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講義名 近代ファッション論
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Modern Fashion : The 19th Century
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 北方 晴子

授業概要 / Class Description 19世紀から20世紀初頭にかけてのファッションとその背景を、版画や絵画作品などの参考資料を活用して複数の視点から眺め、近代ファッションの意味を考える。あわせて、パリ・オートクチュール創設、既製服産業の発展、百貨店の誕生など、19世紀に出現したファッション産業のシステムの生成を理解することによって、現代ファッションも理解する。パワーポイント・映像等を活用して、理解の助けとする。また、テーマに関連した美術館見学を行うこともある。
到達目標 / Goal 近代服飾の変容や特性について、ファッション産業システムの誕生や発展を知り、複数の視点から歴史的に考察することで世界のファッションに関する知識を深め、今後のファッションを展望する手がかりとする。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション 
講義概要
19世紀ファッションを学ぶ意味
第2回序論/19世紀以前のファッション
第3回フランス革命期とファッション
第4回エンパイヤ・スタイルの時代とファッション
第5回ブルジョワジーの台頭
第6回ロマン主義とファッション
第7回フランス第2帝政期とクリノリン・スタイル
第8回バスル・スタイルの時代とファッション
第9回女性の社会進出とテーラーメイド服
第10回19世紀の男の服
第11回近代モード産業
既製服の大量生産、デパートの誕生、パリ・オートクチュール創設
第12回19世紀の服装改革(1)
ブルーマー夫人による女性の衣服改革運動
第13回19世紀の服装改革(2)
ラファエル前派とエステティック・ドレス
第14回ベル・エポックとファッション
授業形式 / Teaching Method 講義以外に、授業期間内で、授業で触れた内容に関連した展覧会が開催されている場合、観察を通して知識や情報を得て、レポートに取り組むことがある(フィールドワーク)。
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
課題80%、参加態度20%
教科書等 / Textbook プリントを配布する
準備学習 / Preliminary study ・事前学習に、初回の授業で紹介した参考資料の各回授業テーマに即した箇所を読む。(1時間×14回)
・授業後は、ノートと配布資料を整理する。(1時間×14回)
・授業の中で紹介した文献資料を見ておく。(2時間×14回)
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室 A064