授業概要 / Class Description |
ヨーロッパ各地の民族服について講述する。歴史、民族、風土的要素を踏まえた上で視覚資料とともに解説していく。本学図書館所蔵の貴重な資料、またパワーポイントや映像を活用しながら各地の博物館に保存されている民族服や現在でも見られる民族衣装について祭りなどの様子を通してとらえていく。世界のファッションに関する知識を深めることに目的を置いている。 |
到達目標 / Goal |
民族服飾の成立は、歴史的な条件が関わっている。したがって、それを理解しなくては、民族衣装の本質をとらえることは出来ない。この授業では、歴史的背景をしっかりとらえた上で、民族衣装を理解することが大事である。そして、民族衣装は現代ファッションにも大きな影響を与えている。特にヨーロッパ民族服飾の地域による違いや特性について、歴史的な背景を踏まえて理解することで、歴史衣装の理解を深め、そして世界のファッションに関する知識を得て、現代ファッションをも理解することを目標とする。 |
授業計画 / Class schedule |
回 | 内容 |
第1回 | オリエンテーション 講義概要 |
第2回 | 序論 ヨーロッパの民族衣装について |
第3回 | ポーランドの民族衣装
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第4回 | チェコとスロヴァキアの民族衣装
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第5回 | ハンガリーの民族衣装
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第6回 | ルーマニアの民族衣装
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第7回 | ブルガリアの民族衣装
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第8回 | フランスの民族衣装
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第9回 | オランダの民族衣装
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第10回 | オーストリアの民族衣装 |
第11回 | ノルウェーの民族衣装 |
第12回 | スウェーデンの民族衣装
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第13回 | デンマークの民族衣装
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第14回 | ラップランド地方の民族衣装 |
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授業形式 / Teaching Method |
講義以外に、授業期間内で、授業で触れた内容に関連した展覧会が開催されている場合、観察を通して知識や情報を得て、レポートに取り組むことがある(フィールドワーク)。 |
評価方法 / Evaluation |
A(S)~C・E評価 課題80%、参加態度20% |
教科書等 / Textbook |
プリントを配布する |
準備学習 / Preliminary study |
・事前に、各回に触れる地域についてインターネット等で情報収集しておく(1時間×14回)。 ・事前に、初回の授業で紹介した参考資料の各回授業テーマに即した箇所を読む。(1時間×13回) ・授業後、各授業で紹介した資料を読む(1時間×14回) ・授業後、ノートと配布資料を整理する。(1時間×14回)
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担当教員問合せ先 / Office to contact |
服装社会学研究室 A064
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