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講義名 Global Management
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Global Management
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 鈴木 祥子

授業概要 / Class Description 現代において、ビジネスのグローバル化は否応なく進んでいる。現実の世界はグローバルなネットワーク、相互連携、相互依存なしには成り立たない世界である。本講義では、海外で、世界でビジネスを行うのに不可欠な、グローバル・マネジメント(経営)における基本的な要素5つを取り上げ、体系的に学んでいく。また、受講生になじみのあるグローバル企業の事例を用い、分かりやすく説明していく。グローバル経営にはどのような戦略が必要なのか、どのように連携をとっていくべきなのかなどの基礎知識を学ぶとともに、その知識が実際の企業事例にどのように反映されているかを理解することを目的とする。
到達目標 / Goal ・グローバル経営と、国内経営の違いを理解する。
・グローバル経営を考える上で重要となる基礎知識を理解し、それらが実際にどのように展開されているかを考えられるようになる。
・身の回りのグローバル企業の活動から、海外で成功するためにどのような経営戦略をとっているかを考えられるようになる。
・講義を通じて、ディスカッションやプレゼンテーション能力の向上を図る。
実務経験 / Business Experience 大学を卒業後,2年間のアメリカ留学を経てアメリカベースのグローバル消費財メーカーに勤務し、一貫して消費財マーケティングおよびマネジメントに従事する。携わった業界は、外国たばこ、化粧品、アパレルである。26年以上にわたるグローバルマーケティングやグローバルマネジメントの実務経験をもとに、理論と実践力の両輪の強化に取り組む。
授業計画 / Class schedule
時限担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回2時限鈴木 祥子オリエンテーション:授業内容、成績評価、注意点など
・グローバル化の現状とグローバル経営の考え方
第2回2時限鈴木 祥子グローバルビジネスとは?
・グローバルビジネスとローカルビジネスの違い
・グローバル経営戦略とは?
・グローバル経営戦略の諸側面
第3回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:市場参入の決定 (Managing Entry & Exit Decisions)
・ローカル企業からグローバル企業へ進出する手段
・市場参入および市場撤退戦略
第4回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:生産戦略 (Managing Operations) (1)
・グローバル企業の海外生産、R&D、サプライチェーンの在り方
第5回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:生産戦略 (Managing Operations) (2)
・グローバル生産に関する事例をみながら、課題を考える。
第6回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:マーケティング戦略(Managing Customers) (1)
・グローバルマーケティングの在り方
・標準化と現地適応について
第7回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:マーケティング戦略 (Managing Customers) (2)
・グローバルマーケティングに関する事例をみながら、課題を考える。
第8回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略についての重要ポイントの確認と課題のとりくみ
・グローバル経営戦略、生産戦略、マーケティング戦略についての演習にとりくむ。
・演習課題については、講師よりコメント・アドバイスを実施する。
第9回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:人的資源戦略 (Managing People) (1)
・グローバル人材管理の重要性
・人材確保と育成について
第10回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:人的資源戦略 (Managing People) (2)
・人材管理についての事例をみながら、人材資源についての課題を考える。
第11回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:金融戦略 (Managing Money)
・グローバル経営における貿易、財務、税制を考える。
・事例を通して、課題を考える。
第12回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:持続可能性 (Managing Sustainability) (1)
・持続可能性とは?
・持続可能な発展に対する、グローバル企業の役割
・グローバル企業の社会的責任
第13回2時限鈴木 祥子グローバル経営戦略:持続可能性 (Managing Sustainability) (2)
・持続可能性についての事例をみながら、課題を考える。
第14回2時限鈴木 祥子グローバル経営についての重要ポイントの確認とレポート課題の説明
・これまでの授業での重要ポイントを確認する。
・レポート課題の説明(課題、様式、締め切り日など)
・提出されたレポートについては、講師よりフィードバックを行う。
授業形式 / Teaching Method 授業は、講師と学生の対話を基本に進めていく。また、講師の指導のもの、グループディスカッションを毎回行い、他の学生の意見を聴き、考え、伝えるという行為が抵抗なくできるようにしていく。プレゼンテーションは1回行い、効果的なプレゼンテーションの仕方を学んでいく。
評価方法 / Evaluation ・評価の方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:課題・レポート70% 授業への意欲、参加度(貢献度)30%
教科書等 / Textbook 毎回,資料を配布する。
準備学習 / Preliminary study 事前に配布する資料を通読し、分からない言葉は事前に調べ、授業準備を行うこと(30分程度)
授業後は復習をし、演習課題やレポート課題の準備にとりくむ(60分程度)
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室(A064)