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講義名 ジュエリー・メタルデザインⅠB
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 実験実習
基準単位数 4
校地 3学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Jewelry Metal Work ⅠB
学部・学科 造形学部デザイン・造形学科 ジュエリー・メタルデザインコース

担当教員
氏名
◎ 春田 幸彦
成井 美穂
藤澤 英恵

授業概要 / Class Description ジュエリーおよび工芸のデザインについて、ファッションとジュエリー、生活と工芸など社会性を重視してスケッチとプレゼンテーションを重ね制作をする。技術の基本となる金工技法、ジュエリーメーキングと七宝について幅広く学び、卒業研究のテーマへ繋げる。
到達目標 / Goal マーケティングリサーチする習慣を身に付け、イメージ展開からオリジナリティあるデザインの提案と、制作を通して材質の効果や技術とデザインの関連を知ることがで自己の適性を把握することができる。
実務経験 / Business Experience 教授 春田 幸彦
オーダーメイドブライダルジュエリー制作会社勤務
助教 藤澤 英恵
宝石を扱う貿易会社勤務
授業計画 / Class schedule
年月日(曜日)内容
第1回令和 4年10月04日(火)課題4.真鍮のブレスレット(カボッションカット石の覆輪留め)
真鍮の性質や種類などを学ぶ。
基本的な石留め技法の1つ覆輪留めを知る。
ジェム・ストーン(宝石)について基本的な知識を身につける。
宝石店や宝石・鉱物フェアなどに行きリサーチする。
第2回令和 4年10月05日(水)限定されたサイズの材料に対してデザインを提案することを学ぶ。地金取りの検討をする。
デザインは作品としてのみではなく商業的にもシリーズ化することを想定し検討する。
数種類のデザインを提案した中から実制作するデザインを一つ決定する。
第3回令和 4年10月11日(火)石留めについての種類を学ぶ。
覆輪の部品を制作する。 
第4回令和 4年10月12日(水)真鍮板の加飾1
宝石を実際に覆輪に仮留めし仕上げる。
実際に使用することを考え、手首の採寸および観察をし、形状やサイズを検討する。
第5回令和 4年10月18日(火)真鍮板の加飾2
第6回令和 4年10月19日(水)真鍮板の加飾3
第7回令和 4年10月25日(火)真鍮板の加飾4
第8回令和 4年10月26日(水)真鍮板の加飾5
第9回令和 4年11月08日(火)装着性の実証。
必要に応じて修正をする。
第10回令和 4年11月09日(水)ブレスレット本体に覆輪をろう付けする。
第11回令和 4年11月15日(火)仕上げ作業1
第12回令和 4年11月16日(水)仕上げ作業2
第13回令和 4年11月22日(火)仕上げ作業3
必要に応じて色上げ作業をする。
石留めを行い、最終的な研磨をして完成。
第14回令和 4年11月29日(火)課題5.ユニットデザインのジュエリー、オブジェ
個と集のバランスを考察する。
金属表面のテクスチャーの研究する。
第15回令和 4年11月30日(水)ペーパー、クレーを使って模型を制作する1
第16回令和 4年12月06日(火)ペーパー、クレーを使って模型を制作する2
デザインを検討しデザイン画を完成させる。
第17回令和 4年12月07日(水)テクスチャーの実験1
第18回令和 4年12月13日(火)テクスチャーの実験2
第19回令和 4年12月14日(水)テクスチャーの実験3
第20回令和 4年12月20日(火)ユニットの基本となるパーツの考察1
第21回令和 4年12月21日(水)ユニットの基本となるパーツの考察2
金属の加工1
模型を見本に金属で制作する。
第22回令和 5年01月10日(火)金属の加工2
模型を見本に金属で制作する。
第23回令和 5年01月11日(水)各パーツを溶接する1
第24回令和 5年01月17日(火)各パーツを溶接する2
第25回令和 5年01月18日(水)各パーツを溶接する3
仕上げ作業1
機能部分の加工。
第26回令和 5年01月19日(木)仕上げ作業2
機能部分の加工。
第27回令和 5年01月24日(火)仕上げ作業3
第28回令和 5年01月25日(水)課題について各自プレゼンテーションを行う。
実際に装着し画像を記録する。
授業形式 / Teaching Method 各課題において制作段階に応じて複数回、および課題完成後にプレゼンテーションを行う。
デザインのためのモチーフの観察、市場調査、展覧会観賞などのフィールドワークも必要に応じて行う。
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:授業態度30%、作品60%、レポート10%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 市場調査、展覧会、書籍、新聞等で情報を収集し、ジュエリーやファッション、金工の専門書なども見ておくこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 金工研究室(A011a)