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講義名 CAD演習Ⅱa
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Computer-Aided Design Ⅱa
学部・学科 造形学部建築・インテリア学科

担当教員
氏名
◎ 森田 卓

授業概要 / Class Description CAD演習Ⅱは、aグループ、bグループのうちどちらかを選択する。aグループでは、一般的に利用されているCADソフト(Vector Works)とグラフィックソフト(Illustrator,Photoshop)を利用し、CAD演習Ⅰで身に付けた技術を基に更に深める。2次元と、3次元を効果的に使い分け表現する方法、および設計図面、3D画像、写真等を使ったプレゼンボードを作成するプロセスを学びながら、それらの技術を習得する。
到達目標 / Goal CADソフトの他、グラフィックソフト(Photoshop、Illustrator)などを用いて、設計、デザイン、プレゼンテーションのための基本的な使い方について理解するとともに、様々な場面で応用できる技術を身につける。
実務経験 / Business Experience チクタク・ワークス一級建築士事務所主宰

住宅設計・展示演出設計・医療施設設計・遊戯施設等企画設計 等
(三ノ輪橋駅レトロ化改修、ツインリンク茂木迷宮森殿ITADAKI
 鈴鹿サーキットRacingTheater、TDYショー2018~21 等)
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション 
 VW基礎-1 2D基本操作 復習
第2回VW基礎-2 2D応用操作
 2D図面の効率的な描き方とツール
 グラデーション・透明度の設定
第3回VW基礎-3 3D基本操作
 3D図形のモデリング基礎/視点の切換え
第4回3D図形の編集
 3D図形の加工と編集方法/シートレイヤ
第5回総合的なモデリングの流れ-1
 作成の手順と実習
第6回総合的なモデリングの流れ-2
 作成の手順と実習
第7回空間の作成-1
 躯体(壁ツール)の活用
第8回空間の作成-2
 躯体(床・天井・屋根)・建具・家具
第9回ハイブリッドシンボル
 ハイブリッドについて/ハイブリッドシンボル作成
第10回空間演出-1
 テクスチャーの設定と取り込み
 収集方法と著作権の注意
第11回空間演出-2
 光源設定/カメラアングルの設定
第12回レンダリングの手法-1
 グローバルイルミネーションと反射回数の設定・アンビエントオークルジョン
第13回レンダリングの手法-2
 背景テクスチャーと環境光の設定
第14回レンダリングの手法-3
 添景の作成とPSによる透過添景画像の作成
第15回プレゼンテーションの手法-1
 シートレイヤーとビューポート・断面
 ビューポート・クリップキューブの設定
第16回プレゼンテーションの手法-2
 プレゼンボードの作成
 VWシートレイヤー・Aiによるまとめ方
第17回データーの受け渡しとビジネスマナー
 大容量実習データーの送付方法とメールのビジネスマナーについて
第18回自由な形状のモデリング-1
 NURBS局面によるモデリング・面配列複製によるモデリング方法
第19回自由な形状のモデリング-2
 デフォームツールによる曲線的なモデリング加工の手法
第20回自由な形状のモデリング-3
 サーフェイスモデラーによるモデリング加工の手法
第21回データーの活用方法-1
 DXF・DWG・BIMデーターの活用方法
第22回データーの活用方法-2
 GISデーターを活用した敷地図の作成と地形モデリング
第23回データーの活用方法-3
 地形モデリングツールを活用したランドスケープモデリング
第24回スケッチパースの作り方
 VW+手書+Ai+PSによるスケッチパース
第25回プレゼンテーションの応用手法-1
 パノラマパース・VRパースの作成方法とプレゼン時の活用方法
第26回プレゼンテーションの応用手法-2
 アニメーションの作成と活用
 SkechUPやLimionとの連携
第27回CADと設計の今後
 これからのCADのあり方とBIM設計について-BIMデーターの体感
第28回スキルチェック
授業形式 / Teaching Method 講義中は、コンピュータ演習室の教員モニターから学生の個別モニターを確認しながら、学生の理解度を把握している
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
試験・課題作品80%、授業への意欲・参加度20%
教科書等 / Textbook 必要に応じて資料を配付する
準備学習 / Preliminary study 授業で習得した技術を確実に使いこなせるように復習しておくこと
担当教員問合せ先 / Office to contact 建築・インテリア研究室(A183)
備考 ●履修可能人数(人):50(教室における利用可能人数の上限)
ただし、履修登録学生が定員を超える場合は、オンライン授業を併用とする
併用の場合、対面授業とオンライン授業参加を各週ごとに入れ替え制を基本としつつ
受講者の参加希望形態をヒアリングして、随時調整を行うものとする

●履修登録を希望する学生は、自宅学習を考慮し自宅等にパソコン(MacまたはWindows)の準備、
 およびCADソフト(Vectorworks)を初回授業で指定する期日までに利用できる状態にしておくこと
 ※Vectorworks 学生単年度版 for OASIS等は申請と購入に時間が掛かる為、注意すること
  用意出来ない場合は、その期間の課題が未提出となり減点対象となる

●違法にコピーされたCADソフトを利用する事は厳禁とします

●他学部・他学科履修:不可