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講義名 まちと住まい
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Town and House Planning
学部・学科 造形学部建築・インテリア学科

担当教員
氏名
◎ 種田 元晴

授業概要 / Class Description 住宅は、住まい手のニーズに対応するプライベートな空間であり個人資産であると同時に、良好な住環境づくりに不可欠な社会的な資産でもあり、まちを形成する基本となる単位でもある。この授業では、都市住宅の相隣関係や道空間との境界部分、住宅群によって形成されるまちなみ・景観やコミュニティづくりなどに注目し、具体的な事例を示して、良好な住環境と美しいまちなみを形成するための計画手法や考え方について講述する。
到達目標 / Goal 住宅設計を行う際に、配置計画、外構計画、外観デザイン等においてまちなみに配慮した提案をするための考え方・視点を身につける。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回ガイダンス 
まちを規定する要素・しくみ
第2回都市住宅計画の基本1―敷地と道路と住まい
第3回都市住宅計画の基本2―まちなみに配慮した住まいの構成要素
第4回既成市街地に建つまちなみに配慮した住宅事例―住宅単体を例として
第5回住まいの内と外の境界調整―境界部分の「表出」と「あふれ出し」
第6回歴史的な集住秩序の継承―古いまちなみの保存・再生
第7回計画された住宅地事例―新しいまちの形成
第8回日本の集合住宅計画小史1―都市化に対応した住宅として
第9回日本の集合住宅計画小史2―サスティナブル・デザイン、コミュニティ・デザイン
第10回集合住宅における公・共・私の領域1―タウンハウスの共用庭
第11回集合住宅における公・共・私の領域2―コモンのある集合住宅
第12回集合住宅における公・共・私の領域3―リビングアクセス
第13回集合住宅によるまちづくり
第14回少子高齢社会とまちのデザイン
評価方法 / Evaluation ・評価の方法:A(S)~C・E 評価
・評価の基準:レポート80%、授業への意欲・参加度20%
教科書等 / Textbook 資料を配布する。
準備学習 / Preliminary study 毎回の授業で学んだことの復習として、自分の住むまちや体験等、具体例にあてはめて考えてみること。授業内で指示する予習は必ず行うこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 建築・インテリア研究室(A183)