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講義名 インテリアデザインスタジオⅠ
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 実験実習
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Interior Design Studio Ⅰ
学部・学科 造形学部建築・インテリア学科 インテリアデザイン

担当教員
氏名
◎ 高橋 正樹
渡邉 秀俊
趙 晟恩

授業概要 / Class Description 本実習では、既存オフィスのインテリア空間をリニューアルする課題に取り組む。企業ブランドの分析、業務内容の分析、ユーザーニーズの分析等を実施した上で、新しい働き方を促すインテリア空間とオフィスの家具・什器を提案する。提案は、図面、イメージスケッチ、透視図、模型などにより、クライアント(依頼主)とユーザー(使用者)にとって、わかりやすく訴求力のあるプレゼンテーションとなることを目標とする。
到達目標 / Goal ①オフィスのインテリア設計に必要な基本的な検討事項が理解できる(知識・技能)。
②現状のオフィスにおける問題点を正しくとらえることができる(思考力)。
③優先して解決すべき問題は何かを論理的に判断した上で、創造的な提案をすることができる(判断力)。
④使用者の要求と期待に対して、提案内容をわかりやすく誠実に伝えることができる(表現力)。
⑤異なる考え方の設計提案について率直に意見交換し、その結果を自身の設計に生かすことができる(主体性・多様性・協働性)。
授業計画 / Class schedule
担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回 ガイダンス(全体課題の説明)
オフィス空間の事例紹介
オフィスのインテリア設計に必要な検討事項についてのレクチャー
課題①:プロジェクトコンセプトとOffice Imageの作成
第2回 オフィスのインテリア設計の基礎
課題②:BOOTH IMAGEの作成、MEETING IMAGEの作成
第3回 オフィスのインテリア設計の実際
課題③:OFFICE 3プランABC案の作成その1
第4回 オフィスプランの考え方
課題④:OFFICE 3プランABC案の作成その2
第5回 中間プレゼンテーションに向けて
課題⑤:課題①~④まで完成、中間プレゼン用の資料を作成
第6回 中間プレゼンテーション:デザインコンセプトとプランABC案の説明
課題⑥:プランAのゾーニング、レイアウト、利用イメージの作成
第7回 プラン展開について
課題⑦:プランAの応用バージョンとしてのプランA-2とA-3の作成
第8回 デザインコンセプトについて
課題⑧:デザインコンセプトの作成(キーワード、カラースキーム、イメージ)
第9回 パースと工程管理スケジュールについて
課題⑨:PERSPECTIVEの作成、工程管理スケジュールの作成
第10回 プロジェクトスケジュールについて
課題⑩:課題①~⑨の完成版のたたき台の作成
第11回 プレゼンテーションシートについてその1
課題⑪:課題⑩のブラッシュアップ
第12回 プレゼンテーションシートについてその2
課題⑫:プレゼンテーションシートの作成その1
第13回 最終プレゼンテーションのリハーサル
課題⑬:プレゼンテーションシートの作成その2
第14回特別外部講師:河村百香
workstyledesign(株)インテリアデザイナー
最終プレゼンテーションと講評
授業形式 / Teaching Method 中間プレゼンテーション、最終プレゼンテーションを行う。
毎回、次回までの課題を行い実習の理解度を確認する。
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
授業参加度:30% 課題:70%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 新しい働き方に関する本や興味のあるインターナショナル企業の本を2-3冊読んでおくこと。プレゼン図面は原則CAD提出なので事前に準備学習しておくこと。初回ガイダンスの出席は必須。
この実習課題ではVector Works(CAD)等で作成した図面及びパースを提出することになる。2年次に履修したCAD等を復習しておくこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 建築・インテリア研究室(A183)
備考 参考図書
・『オフィスはもっと楽しくなる』花田愛・森田舞著、プレジデント社
・『オフィスと人のよい関係 オフィスを変える50のヒント』、浅田晴之・上西基弘・池田晃一著日経BP社
・『新しい働き方』本田直之著、ダイヤモンド社