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講義名 デザインネットワーク論
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Theory/History of Design Networking
学部・学科 造形学部建築・インテリア学科

担当教員
氏名
◎ 横山 稔

授業概要 / Class Description 現代は様々な分野がネットワークして成立するネットワーク社会である。建築やインテリアデザインは社会と密接に関係して成立する分野であり、それを論ずる時、単独で建築やインテリアデザインを捉えるだけではなく、その周辺領域にも目を向けていきたい。この授業では各回建築・インテリアに関係する様々な分野を取り上げその関係性を論じていく。分野と分野がネットワークし、それが触媒になって、新たな建築・インテリアの考え方や方法論、クリエイションが生まれるトリガーになることを期待する。
到達目標 / Goal ・建築・インテリアデザインは、様々なデザイン分野とネットワークする総合的な領域であることを理解する。
・主に文化学園大学で行われている各教育分野を俯瞰し建築・インテリアデザインの考え方に生かす。
・建築・インテリアをクリエイトするインスピレーションを、他分野から引用できる力を身につける。
・単に機能と美をクリエイトするだけではなく、意味あるデザインを考えられるようにする。
・建築・インテリアデザインの、社会性という視点を持てるようになる。
実務経験 / Business Experience 担当横山稔の実務経験:
1981-1982 米国 Gensler and Associates Architects 建築インテリアデザイン事務所 
1982-1986 株式会社 日建設計 東京本社 インテリア部 
1986-1991 一級建築士事務所 エーツーゼット
1991-2020 ㈲コンチェルティーノ 
2020- 現在 五感のデザイン研究所㈲に改名
授業計画 / Class schedule
内容
第1回イントロ:デザインネットワーク概説
第2回グラフィックデザインに学ぶ建築・インテリアデザイン
第3回プロダクトに学ぶ建築・インテリアデザイン
第4回伝統に学ぶ建築・インテリアデザイン
第5回ブックデザインに学ぶ建築・インテリアデザイン
中間レポート確認
第6回カーデザインに学ぶ建築・インテリアデザイン
第7回映画のデザインに学ぶ建築・インテリアデザイン
中間レポート提出
第8回言語のデザインに学ぶ建築・インテリアデザイン
第9回ファッションのデザインに学ぶ建築・インテリアデザイン
第10回アートに学ぶ建築・インテリアデザイン
第11回写真のデザインに学ぶ建築・インテリアデザイン
第12回ロボットのデザインに学ぶ建築・インテリアデザイン
最終レポート確認
第13回建築・インテリア文化の潮流と未来への展望と社会性
最終レポート提出
第14回エピローグ:デザインネットワークのメソッドを使って
最終授業ファイル提出
授業形式 / Teaching Method 1.各回の授業テーマに対する事前準備シートを課し、ZOOMのオンライン授業で毎回フィードバック
2.授業内で毎回ZOOMの投票やブレイクアウトルーム、ホワイトボード等を駆使して行う双方向型授業
3.毎週各授業テーマに対する学生からの意見をFORMSで収集し、リアルタイムで授業内容に反映する
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
授業への意欲、参加度:40% 課題:60%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 各授業前には、各テーマのデザインに関わる新聞記事やネットの記事等を積極的に見てまとめておくこと。
初回には1年次使用した<五感のデザインワークブック>も持参する。
初回出席は必須。
担当教員問合せ先 / Office to contact 建築・インテリア研究室(A183)
備考 注意
・講義を聞くだけのパッシブ型の論ではなく、オンラインでも授業内発言、毎回の授業前資料準備等が問われるアクティブ型の授業となる。
・オンライン授業の場合は、安定した機材や通信環境を準備すること。(マイク、カメラ 画像共有は必須)