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講義名 ビジネス検定
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Business Proficiency Test
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 檜森 陽子

授業概要 / Class Description 社会人に求められるビジネススキルやヒューマンスキル(ビジネスで求められる対人関係能力)などを学び社会人として即戦力となるためのビジネスの基礎知識を身につける。職場で役立つビジネス用語や、就職面接に役立つ入退室・挨拶なのど立居振る舞いなどロールプレイングを多く取り入れた体験型授業とする。グループでの問題挑戦も取り入れる。前期3級、後期2級の検定受験を基本とし履修者全員、検定取得を目標とする。
到達目標 / Goal ・期待される社会人・職業人を目指し、働く意義を考え自己管理ができる。
・日常的なビジネスの場で自ら事務処理ができる知識と技術を身につけることができる。
・社会人として必要なコミュニケーション能力を身につけ、グループでの積極的な交流ができる。
・「ビジネス能力検定3級」「ビジネス能力検定2級」レベルの知識の習得ができる。
・検定試験にチャレンジし社会で活用できる知識習得と検定試験合格ができる。
実務経験 / Business Experience ブライダル企業管理職・秘書検定対策講座等
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション・授業内容の説明/授業のルール説明/ビジネス能力検定検定とは。
履修注意点や過去の授業内容・検定試験についてなど詳細説明。
第2回キャリアと仕事へのアプローチⅠ・働く意識/会社の基本とルール
社会人としての心構えを考える。
第3回コミュニケーションの基本・ビジネスマナーの基本/社会人としての身だしなみ(DVD鑑賞)
第一印象の重要さと、基本的なビジネスマナーを学ぶ。
第4回職場のルール・出社、退社、休暇の基本ルール/指示の受け方、報告・連絡・相談
社会人一年生としてノ仕事場のルールやマナーを学ぶ。
第5回話し方と聞き方のポイント・職場での言葉づかい/敬語の使い方/聞き方の基本
コミュニケーションを円滑に運ぶための敬語づかいを学ぶ。
第6回来客対応と訪問の基本マナー・来客の対応と席次/名刺交換/訪問の基本マナー
取引先とのビジネスマナーの基礎を実践を交えて学ぶ。
第7回仕事の実践とビジネスツール・定型業務と非定型業務/PDCAサイクル
効率の良い仕事の仕方を学ぶ。
第8回ビジネスの基本Ⅰ・Eメールの活用/社内文書と社会文書の違い
基本的な文書について広範囲に学ぶ。特にEメールの取り扱い等、知っておきたいマナー。
第9回電話応対の重要性・電話の受け方とかけ方/ロールプレイング/基本と注意点
ビジネスでの電話の応対について実践を交えて学ぶ。
第10回統計データの読み方とまとめ方・表とグラフの役割/グラフ別特徴
表やグラフの特徴を知り、使いこなせるようになる。
第11回情報収集とメディアの活用・インターネット/新聞/日本経済の基本構造
メディアの活用について広範囲に分析し、特徴を学ぶ。
第12回ビジネスと法律知識・労働基準法と就業規則/社会保険制度の根幹
就業規則や保険など、社会人として知っておきたい最低限の知識を学ぶ。
第13回税金と法律・国税と地方税/所得税/住民税/源泉徴収
税金の種類や税金について具体的な例を使い学ぶ。
第14回会社数字の読み方・損益計算書/貸借対照表/キャッシュフロー計算書
PL.BSを学ぶ。売り上げと経費の関係など実際の計算を取り入れる。
第15回キャリアと仕事へのアプローチⅡ・企業と社会と個人とのかかわり
これまでの復習を兼ね、ミニテストを取り入れる。希望者はビジネス検定3級受験。
第16回会社活動の基本・職場のルールと企業倫理/コンプライアンス
企業の法令順守について学ぶ。
第17回ビジネス会話の特徴と目的・話し方、聞き方のポイント/アクティブリスニング
アクティブリスニングとは何か、話し方の重要性について学ぶ。
第18回クレーム対応・不満を信頼に変えるクレーム対応/手順と再発防止
クレームをどう防ぐか、また対処の仕方などを学ぶ。
第19回接客と営業の進め方・商談の基本行動/効果的な商談の進め方
対人関係をスムーズに運ぶための方法や商談の際の注意点にも触れる。
第20回会議とプレゼンテーション・会議の基本的な流れと準備/議事録作成
会議の様々なルールについて学ぶ。
第21回仕事に実践とビジネスツール・データや文書情報の管理/ファイルの仕方
ビジネス管理としてファイルや文書の管理について学ぶ。
第22回ビジネス文書の基本Ⅱ・各種ビジネス文書の書き方とルール
文書の書き方を学ぶ。1回目は社外文書について実践を交え学ぶ。
第23回検定2級模擬試験・ビジネス検定2級取得のための復習/模擬試験
文書の書き方2回目。社外文書の書き方や注意点について学ぶ。
第24回会食のマナーとコミュニケーション・取引先との会食/業務終了後の付き合い
会社でのお付き合いのルールを学ぶ。
第25回冠婚葬祭の知識・慶事、弔事のマナー/招待状のルール/間違えやすい慣用表現
一般常識を実践を交えて学んでいく。
第26回学外実習・食事のマナー・フランス料理のフルコース体験実習
高級レストランで実際にフレンチのフルコースを体験しながら、マナーを知る。
第27回郵便の基礎知識と文書管理・資料管理・郵便の種類やその他知識/書類や名刺の整理方法
郵便の種類や切手などについて学ぶ。
第28回必要とされる資質と社会常識・対人関係・道徳・公衆道徳/時事用語
学んできたことの確認のため過去問題を実施する。
授業形式 / Teaching Method ・アクティブラーニング型/グループワーク(課題解決)
・理解度チェック小テスト実施/PBL
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価

評価の基準:ビジネス検定試験結果 80% ・授業態度/グループワーク参加度 20%
教科書等 / Textbook 一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団 監修
日本能率協会マネジメントセンター 発行
2022年版「ビジネス能力検定ジョブパス3級公式テキスト」(¥2,000+税)
2022年版「ビジネス能力検定ジョブパス2級公式テキスト」(¥2,000+税)
2022年版「ビジネス能力検定ジョブパス2級・3級公式問題集」(任意)
(3級、2級とも初回授業時に持参すること)
準備学習 / Preliminary study 検定に合格するという強い意識をもって履修して欲しい。社会人として即戦力になるため、日々の新聞購読や社会情勢の変化など、日々のニュースにも関心を持つことが望ましい。また検定対策として配布される 過去問題プリントには、積極的に取り組むことを希望する。検定試験の性質上、試験は対面のみとなることを理解の上で履修してほしい。
担当教員問合せ先 / Office to contact 総合教養・国際文化観光A研究室(D44)
備考 ・検定実施日の関係上、授業内容が前後することがある。
・基本的には、履修者全員が対面で検定試験を受けることを条件とする。
・履修上限人数 40名(人数オーバーした場合上級生優先)教員判断。
・検定試験の性質上、指定会場に出向き試験を受けられることが必須となることを理解し、履修してほしい。