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講義名 ジャーナリスト論
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 コース必修
講義名(英文) Journalism Studies
学部・学科 国際文化学部国際ファッション文化学科 プロデューサー・ジャーナリストコース

担当教員
氏名
◎ 安田 晴美

授業概要 / Class Description ジャーナリズムの成り立ちと現代社会におけるメディアの役割を理解し、ジャーナリストのあり方について考える。また、国内外のメディアを検討し、ファッションジャーナリズムの立場と情報コミュニケーション手法についても検討する。ファッションジャーナリストとして必要な心構えと分析的視点について学ぶ。
到達目標 / Goal ジャーナリズムの基本を知ることによりメディアにあふれる情報を的確かつ有効に整理し、活用できるようになる。同時に、ジャーナリストの目線に立った分析的視点と知識を身につけることで、発信者としても情報コミュニケーションをスムーズに展開することができるようになる。
実務経験 / Business Experience コレクション専門誌にてプレタポルテとメンズコレクションの現地取材と編集、アパレル業界専門誌でリテール部門を担当。一般ファッション雑誌、コレクション誌、ファッション業界専門誌等での執筆&編集のほか、トレンド分析やコレクションレポート、消費者調査なども手掛ける。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回ジャーナリズムの歴史/ジャーナリズムの起源と成り立ちを歴史を紐解きながら学び、社会で果たしてきた役割を考える
第2回現代社会の仕組みとジャーナリズムの役割①/ジャーナリズムが発達した理由と現代社会における役割を理解する上で知っておくべき、国際社会の仕組みと政治・経済体制を学ぶ
第3回現代社会の仕組みとジャーナリズムの役割②/①で学んだ国際社会の仕組みと政治・経済体制を踏まえて、ジャーナリズムの役割を考察する
第4回メディアとの関係性とジャーナリズムの原則/様々なメディアの特徴とそれに対応したジャーナリズムの役割を学び、表現の自由と報道の倫理、ジャーナリストの心構えを学ぶ
第5回フェイクニュース/ジャーナリズムに則って、フェイクニュースが生まれる背景とそのリスク、防止策について考察する
第6回ファッションとジャーナリズム①/ファッションジャーナリズムの起源を学ぶ
第7回ファッションとジャーナリズム②/ファッションジャーナリズムの特性を学び、日本と海外のジャーナリズムのあり方や立場について考察
第8回ファッション産業とメディア/ファッション産業におけるメディアの役割、広告と一般報道記事との違いや共通点について考える
第9回ファッションジャーナリストの仕事/ファッションジャーナリストやファッションメディアに関わる職業について学ぶ
第10回ファッション評論/ロラン・バルトの評論エッセーを読む
第11回世代とジャーナリズム①世代論/世代による流行や情報コミュニケーションの違い
第12回世代とジャーナリズム②実習/世代論を使って市場とこれまでの流行を分析・考察する
第13回世代とジャーナリズム③実習/世代論を使って市場とこれまでの流行を分析・考察する
第14回全体統括と復習 分析的視点を持つことの意義と活用方法、ジャーナリストになるためのキャリアプランを検討
授業形式 / Teaching Method 講義内容に基づいた課題を行い、ジャーナリズムへの理解を深め、考察力を養う。授業内では各自の意見を発表する機会を積極的に設ける。
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:レポート(50%)、出席・授業態度(50%)
教科書等 / Textbook 必要に応じてプリントを配布
準備学習 / Preliminary study 新聞、雑誌、テレビ、ネットなど、SNS以外のメディアにも触れ、日々のニュースになるべく関心をもつこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際ファッション研究室(D47)