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講義名 家庭科教育法Ⅱ
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 4
校地 3学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Theories and Methods in Home Economics Ⅱ
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 五十嵐 清子

授業概要 / Class Description  「家庭科教育法Ⅰ」を引継ぎ、家庭科教師を目指すための実践的な科目である。学習指導案の作成、教材研究、生徒研究、模擬授業を行い、学習指導方法と授業づくりを実践的・体験的に学ぶ。模擬授業は一人ずつ全員行い、授業づくりの過程と改善における学びを重視する。相互評価を行うことで共に学び合い、教師としての資質を高め合う態度を養う。
到達目標 / Goal ①学習指導要領に基づき、学習指導案を作成することができるようになる。
②授業づくりの方法と過程を理解し、学習指導案を実践に移すことができるようになる。
③生徒の実態に即した説明、表現、教材の工夫と改善ができるようになる。
④相互評価から共に学び合い、高め合おうとする協働的な態度が身につく。
実務経験 / Business Experience 中学校、高等学校で家庭科教員(非常勤講師)経験あり。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回教職課程の概要確認、教育実習説明、教員採用試験の概略と対策
第2回学習指導案作成(1)学習指導要領と学習指導計画
第3回学習指導案作成(2)題材観を深める
第4回学習指導案作成(3)生徒観・指導観を深める
第5回学習指導案作成(4)指導過程、学習活動、指導上の留意点、評価方法を検討
第6回学習指導案の検討
第7回学習指導案の改善
第8回教育実習報告を聞く(先輩より教科指導、生徒指導、学級運営、特別活動等について)
第9回教材研究(1)題材の研究
第10回教材研究(2)生徒の研究
第11回教材研究(3)情報機器および教材・教具と施設・設備
第12回教材研究(4)指導方法と留意点の確認
第13回模擬授業準備(1)学習指導案の立案
第14回模擬授業準備(2)学習指導案と教材の検討
第15回模擬授業(1)(立案した学習指導の実践を全5回で順次全員行う)
第16回模擬授業(2)(生徒役は授業者の評価を行いフィードバック)
第17回模擬授業(3)(自己評価と他者評価を分析)
第18回模擬授業(4)(模擬授業終了者から順次、改善案作成)
第19回模擬授業(5)(改善報告の準備)
第20回模擬授業の評価と改善報告
第21回別題材による2回目の模擬授業準備
第22回模擬授業(6)(立案した学習指導の実践を全5回で順次全員2回目を行う)
第23回模擬授業(7)(生徒役は授業の評価を行いフィードバック)
第24回模擬授業(8)(自己評価と他者評価を分析)
第25回模擬授業(9)(模擬授業終了者から順次、改善案作成)
第26回模擬授業(10)(改善報告の準備)
第27回模擬授業の評価と改善(2回の模擬授業から更なる改善点と課題を明らかにする)
第28回家庭科教育の授業実践について
授業形式 / Teaching Method 実践的・体験的に学ぶため、模擬授業の他、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション等を行う。
評価方法 / Evaluation ・評価の方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:課題・レポート50%、発表時の内容20%、授業態度30%
教科書等 / Textbook 「高等学校学習指導要領解説 家庭編」文部科学省
「中学校学習指導要領解説 技術・家庭編」文部科学省
他、授業中に適宜資料を配付する
準備学習 / Preliminary study ①専用ノート(ファイル)を用意し、各回の学習内容だけではなく自ら研究、調査した内容を記録し整理する
②教材研究として日常的に生活情報を収集、整理する
③模擬授業では、指導案、教材等について事前に個別点検を受ける
担当教員問合せ先 / Office to contact 教育学・調理学研究室(D34a)D館3階