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講義名 家庭科教育演習
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 3学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Seminar in Teacher Training (Home Economics)
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 五十嵐 清子

授業概要 / Class Description  「家庭科教育法Ⅰ・Ⅱ」を基に、生活の中からみつけた教材を中・高校生の実態に即した授業づくりにつなげられる力を養う。家庭科の指導には、当たり前の日常となっている家族、衣・食・住、消費生活等について自らが興味・関心を持つことが求められる。現代の生活課題や自分自身の生活体験を分析し、教材研究と教材開発を行うと同時に、家庭科教育と家庭科教師のあり方についての考えを深める。
到達目標 / Goal ①文献や自らの生活体験から家庭科教育を広い視野で考えることができるようになる。
②現代の生活課題について分析と考察ができるようになる。
③生活の中から見つけた教材を授業づくりに活用することができるようになる。
④家庭科教育の意義と家庭科教師の資質について分析と考察ができるようになる。
実務経験 / Business Experience 中学校、高等学校で家庭科教員(非常勤講師)経験あり。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回家庭科教育の研究(1)文献、実践研究を探す(資料、データの調べ方、扱い方)
第2回家庭科教育の研究(2)文献、実践研究からの分析、考察
第3回生徒の生活実態(1)白書、資料、データ等から知る、経験や日常生活から知る
第4回生徒の生活実態(2)生徒の生活意識と生活技術力
第5回生活体験から授業をつくる(1)自らの生活体験の分析
第6回生活体験から授業をつくる(2)現代の生活課題の調査
第7回生活体験から授業をつくる(3)分析と調査結果から授業への検討
第8回生活体験から授業をつくる(4)中・高校生に即した授業展開と教材開発
第9回生活体験から授業をつくる(5)発表と評価
第10回グループ研究(1)設定した題材の現状と課題について意見交換
第11回グループ研究(2)設定した題材の効果的な指導方法と教材について意見交換
第12回グループ研究(3)現状と課題、指導方法と教材について発表および質疑応答
第13回家庭科教育の意義、家庭科教師の資質(1)文献や調査からの分析
第14回家庭科教育の意義、家庭科教師の資質(2)経験からの考察
授業形式 / Teaching Method 教材研究を深めるため、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション等を行う。
評価方法 / Evaluation ・評価の方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:課題・レポート50%、発表時の内容20%、授業態度30%
教科書等 / Textbook 授業中に適宜資料の配付と文献の紹介をする。
準備学習 / Preliminary study ①事前に授業内容を確認し、家庭科教育に関する文献、実践研究を自ら調査しまとめる。
②教材研究ノートを作成し、日常的に生活情報を収集、整理する。
担当教員問合せ先 / Office to contact 教育学・調理学研究室(D34a)D館3階