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講義名 教育方法(情報機器及び教材の活用を含む)
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Teaching Methods(Practical Use of Teaching Materials)
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 森谷 直樹

授業概要 / Class Description 教育現場では生徒や学校を取り巻く地域や社会全体の変化やICTの急速な進歩などに伴い、教育の目的・内容・方法においてそれらに対応した変化が絶え間なく求められる。このような背景を考慮し、本講義ではカリキュラムや単元、あるいは授業のデザイン・展開・評価を行う教師にとって多様に求められるさまざまな知識や技術、情報機器等の可能性への対応力などを身につけることを目的とする。
到達目標 / Goal ①教授=学習過程の基本的構造を理解することができる。
②ICTを活用した授業づくりとその実践の仕方について理解することができる。
③自らの教育実践を省察的に振り返り向上させるための基礎理論を理解することができる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション
・教育学における教育方法学の意義と位置づけ
第2回教育方法学のあゆみ
・教育方法学の基礎理論とその実践を振り返る
・教育方法学の起源と変遷から今後の方向性と問題意識を探る
第3回授業の歴史
・欧米の諸思想にもとづく授業の変遷
・日本における戦前・戦後の授業のあゆみ
第4回授業と学習の概念
・学習の定義と理論
・様式の違いからみる授業の特質
第5回教育課程の基本的枠組み
・カリキュラムの種類とその特質
第6回授業の原理と構造
・学習指導の目的、内容、方法
・授業形態の種類とその活用のしかた
第7回教育の技術
・教師行動の種類と役割
・学習者の理解を深めるための教育技術
第8回授業におけるコミュニケーション
・授業場面におけるコミュニケーションの役割
・授業実践から授業コミュニケーションを学ぶ
第9回教材開発と教材活用の方法①
・教育内容と教材
・メディアと教育の変遷
第10回教材開発と教材活用の方法②
・情報機器(ICT)を活用した教育実践から学ぶ
・デジタル教材の開発のしかた
第11回教材開発と教材活用の方法③
・情報機器を用いたデジタル教材の活用のしかた
・プレゼンテーションの方法と技術
第12回教育評価
・教育評価の理論的枠組み
・教育評価の種類とその特徴
・学習の管理のしかた
第13回学習計画の実際
・学習計画の種類とその特徴
・教授=学習過程における学習指導案の役割
・学習指導案の構成要素とその相互関係
第14回学習計画の立案
・優れた学習計画に学ぶ
・学習計画の立案
授業形式 / Teaching Method 授業内容に応じて「グループワーク」「ディスカッション・ディベート」「課題解決型学習」「反転授業」などを用いる。取り組み方については事前に説明するので、主体的な学びとなる取り組みを期待する。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価基準:試験40%、反転授業時の事前課題およびリアクションペーパー50%、授業への取り組み10%
教科書等 / Textbook 「新しい時代の教育方法改訂版」有斐閣アルマ、田中耕治ほか、2019年
準備学習 / Preliminary study ①事前に示された教科書の該当範囲および配布資料・映像などを予習したうえで受講すること(1時間程度)。
②「反転授業」として実施する授業回においては、事前に提示する課題への学習および提出を必須とする(1時間程度)。
③日頃から教育方法に関する興味・関心を持ち,関連するニュースや出来事に目を向けること。
担当教員問合せ先 / Office to contact 所 属:総合教養・体育学研究室(A046a)
連絡先:moriya@bunka-wu.ac.jp
備考 特になし