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講義名 児童サービス論
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 3学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Children’s Library Services
学部・学科 国際文化学部 国際ファッション文化学科

担当教員
氏名
◎ 吉田 昭子

授業概要 / Class Description 児童、青少年の活字離れという社会的危機意識の広まりとともに「子ども読書年」が制定され、「子どもの読書活動の推進に関する法律」が公布された。児童(乳幼児からヤングアダルト)を対象に読書の楽しさを育むための様々な児童サービスの実際を学ぶ。絵本、創作児童文学、知識の本等の評価、読み聞かせ、ブックトーク、ストリーテリングの演習、学校との協力等について総合的に解説する。
到達目標 / Goal 1.「子どもの読書活動の推進に関する法律」公布にいたるまでの経緯、背景を理解して説明できる。
2.児童書の種類、特質について学び、読み継がれてきた代表作品に関して多様な観点から考察できる。
3.子どもと本を結びつける技法について基礎知識を知り、説明できる。
4.乳幼児サービス、ヤングアダルトサービスの実際について学び、学校との協力についてより広い視野で考察できる。
実務経験 / Business Experience 東京都立図書館、大学図書館での司書実務経験あり。司書としての勤務経験を生かした授業を行う。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回子どもと読書:子どもにとって読書とはなにか
第2回児童図書館の意義:児童図書館活動の目的と概念、児童図書館の歴史
第3回読書活動推進法:「子どもの読書活動の推進に関する法律」の理念、推進計画、課題
第4回児童資料の特質1:絵本の歴史、種類・特質
第5回児童資料の特質2:幼年童話、創作児童文学
第6回児童資料の特質3:伝承文学(昔話)、知識の本 
第7回児童サービスの実際1:年間計画と運営、展示・行事の企画
第8回児童サービスの実際2:読み聞かせ
第9回児童サービスの実際3:ストリーテリング
第10回児童サービスの実際4:ブックトーク
第11回児童サービスの実際5:学習支援としての読書相談、読書案内、レファレンス
第12回乳幼児サービス: ブックスタートの歴史とサービスの実際
第13回ヤングアダルトサービスの実際: 設備、資料、専任司書
第14回学校・家庭・地域社会との連携: 学校図書館活動と公立図書館、子ども文庫への支援、アウトリーチサービス
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
授業態度50%、試験・レポート50%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 予習,復習につとめること。これまで利用したことのある公共図書館での児童サービスについて考えてみること。
担当教員問合せ先 / Office to contact D49(国際文化・観光B研究室)