シラバス参照

印刷
講義名 服装社会・文化特論演習Ⅱ
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Advanced Seminar in Fashion Sociology and Culture Ⅱ
学部・学科 大学院生活環境学研究科被服学専攻(博士前期課程)

担当教員
氏名
◎ 申 恩泳
工藤 雅人

授業概要 / Class Description 服装社会学特論Ⅱで取り上げた社会学理論をベースにしながら、ここではファッションを社会学の領域で扱う際に必要な研究方法について学ぶことを目的とする。
到達目標 / Goal 主に関連領域の論文を講読しながら調査、分析、社会学的考察や解釈の方法を学修し、リサーチクエスチョンに対する展開や応用法を習得する。
授業計画 / Class schedule
担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回申 恩泳
工藤雅人
流行や社会的現象及び諸事項に対する検証方法の一環として、社会科学的フレームワークと調査の重要性について述べ、ファッション(服装)に関する研究事例を紹介・解説する。
第2回工藤雅人研究における調査の必要と方法(1) 研究のための調査方法の一つとして定性的調査法について理解する。
第3回工藤雅人研究における調査の必要と方法(2) 研究のための調査方法の一つとして提要的調査法について理解する。。
第4回工藤雅人研究論文の講読(1) 研究方法の一つとして文献研究の事例を取り上げ講読し、問題提起の仕方について学ぶ。
第5回工藤雅人研究論文の講読(2) 前項に続き、論文の展開の仕方について学ぶ。
第6回工藤雅人研究論文の講読(3) ファッション現象を取り上げ、定性的調査法により展開した論文を講読し、研究方法の一つを学ぶ。
第7回工藤雅人研究論文の講読(4) 定量的分析により論証したファッション研究の論文を取り上げ、多面的な議論を試みる。
第8回工藤雅人研究論文の講読(5) ケーススタディの事例を抜粋し、研究への取り組みやアプローチの仕方を学ぶ。
第9回申 恩泳修士論文執筆について(1) 修士論文にむけて研究計画書を作成する。各自の研究テーマ、研究目的及び方法について報告し、研究の方向性について論議する。
第10回申 恩泳修士論文執筆について(2) 修士論文で取り上げたいテーマや論点に関する周辺情報収集と先行研究を調査し整理する。先行研究レビューの重要性と研究のオリジナリティについて考える。
第11回申 恩泳修士論文執筆について(3) 研究計画書をブラシュアップして書き直す。議論を通して浮き彫りになった研究への問題点や新たな考えを整理し、各自の研究方法を見直す。
第12回申 恩泳模擬調査及び解析(1) 実践体験として、各自の研究テーマに対する仮説を立てながら模擬調査紙を作成、調査を実施してみる。
第13回申 恩泳模擬調査及び解析(2) 模擬調査から得られた基礎データを分析・考察し、その結果を土台に研究調査に必要な諸事項を再検討する。
第14回申 恩泳修士論文執筆に向けた基礎的な手順を振り返りながら、各自の研究に対する姿勢や考え方を深める。
授業形式 / Teaching Method 毎回、学生の文献購読とそれに対する理解を他学生と共有し、教員からのフィードバックやディスカッションを通して、リーディング&ライティング力を磨いていく形式の授業である。
必要に応じて、学生にティスカッションを進行させ、多様な論点・視点を取りまとめる体験と演習への積極的参加を促す。
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価基準:授業への意欲・参加度・発表80%、レポート20%
教科書等 / Textbook 授業の中で示す。
準備学習 / Preliminary study 社会学的研究課題の問題とすべき点や、基本的視点を明示して演習に臨むこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室(A064)