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講義名 高齢者心理学
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Psychology of the Elderly
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)

担当教員
氏名
◎ 杉田 秀二郎

授業概要 / Class Description  高齢層の人口の増加が進んでいる今日、自立している高齢者の心理的要因の研究が盛んになってきている。高齢者を心理学的にとらえ、今後の高齢化社会とそれを支える健康心理学の役割を考える。
到達目標 / Goal 高齢者の特徴を理解できる。
高齢者の心理的特性を、発達心理学や臨床心理学、人格心理学の観点から理解できる。
高齢期の健康を支援する方法としての健康心理学を理解できる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回ガイダンス
 高齢者と心理学の関わりについて
第2回高齢者の心理学
 高齢者における心理学的な特徴について
第3回高齢者の健康、長寿とライフスタイル
 高齢者における健康課題と、長寿やライフスタイルについて
第4回高齢期の認知症と精神疾患
 認知症の原因と対応、精神疾患の症状について
第5回身体・生理・心理機能の加齢変化
 身体的・生理的・心理的機能の加齢変化と高齢期における特徴について
第6回高齢者の知能、創造性、知恵
 高齢期における知能、創造性、知恵の特徴について
第7回高齢期の人格、自己概念
 高齢期における人格、自己概念の特徴について
第8回適応理論とサクセスフルエイジング
 高齢期における適応とサクセスフルエイジング(健やかに老いる)について
第9回高齢期の家族、対人関係と社会生活
 高齢期における家族、対人関係と社会生活の特徴について
第10回高齢者と死
 高齢者とターミナルケア、死について
第11回高齢者に対する心理的援助
 人生の肯定や回想法について
第12回高齢期に関する指標
 ADL(日常生活動作能力)について
第13回高齢期の健康・QOLに関する指標
 人生満足度、QOL-oldについて
第14回高齢者の調査の実際
 高齢者を対象とした調査の実例について
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:試験・レポート50% ミニレポート等30% 授業への意欲、参加度20%
教科書等 / Textbook 授業内で指示する。
準備学習 / Preliminary study 各回のテーマに関連する内容を事前に調べておくこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 応用健康心理学研究室(F46)