シラバス参照

印刷
講義名 生活習慣病についてⅡ
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Lifestyle-related disease II
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)

担当教員
氏名
◎ 本間 博

授業概要 / Class Description ⎾生活習慣病⏌という用語を用いるようになってから久しい。生活習慣病Iでは以前「成人病」と言われてきた疾患が講義の中心であるが、最近生活習慣病にいろいろな疾患が加えられるようになってきた。どのような疾患が新たに生活習慣病に加えられ、どのような注意が必要なのだろうか。生活習慣病IIでは、慢性腎臓病、がん、脂肪肝、認知症、心房細動、変形性膝関節症、小児の生活習慣病、メタボリックシンドローム、ロコモティブの病態を理解しどのような注意が必要か考える。本講義の目的は、生活習慣病を通じて健康に対する意識を持つこと、健康を保持するにはどうしたらよいのかを考えて説明できるようになることである。
到達目標 / Goal 以下の項目を理解して説明できるようになること。(1) 慢性腎臓病、がん、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と非アルコール性脂肪肝炎(NASH)はどのような病気か、なぜ生活習慣病なのか? (2) 認知症、心房細動、変形性膝関節症はどのような病気か、生活習慣病とのかかわりは? (3) 小児の生活習慣病とは?(4)メタボリックシンドローム、ロコモティブとは?
実務経験 / Business Experience 1995年(平成7年)~2016年(平成28年)日本医科大学医学部 内科学講座 医師
授業計画 / Class schedule
内容
第1回慢性腎臓病とはどのような病気か、その病態を知る。
第2回生活習慣病としての慢性腎臓病は予防できるのかを考える。
第3回がんとはどのような病気か、その病態を知る。
第4回生活習慣病としてのがんは予防できるのかを考える。
第5回非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と非アルコール性脂肪肝炎(NASH)はどのような病気か、その病態を知る。
第6回生活習慣病としての非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD) と非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は予防できるのかを考える。
第7回認知症とはどのような病気か、その病態を知る。
第8回生活習慣病としての認知症は予防できるのかを考える。
第9回心房細動とはどのような病気か、その病態を知る。
第10回生活習慣病としての心房細動は予防できるのかを考える。
第11回小児の生活習慣病を考える(I)
第12回小児の生活習慣病を考える(II)
第13回メタボリックシンドロームとメタボリックドミノとは何かを考える。
サルコペーニア・フレイルとは何かを考える。
第14回生活習慣病を克服すればもっと長生きできるのかについて考える。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:レポート70%、授業への意欲30%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 授業で説明する
担当教員問合せ先 / Office to contact 応用健康心理学研究室 F-46
備考 基本対面授業でプリントを配布する