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講義名 国際文化特別研究
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 10
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Special Study for Master's Thesis in International Cultural Studies
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)


授業概要 / Class Description  国際文化特別研究は、修士課程2年間の勉学の総決算とも言える重要な科目である。本演習は、国際関係史、アメリカの政治外交、アメリカ文化などをテーマにした修士論文を作成する院生を対象としている。授業では、資料収集、文献読解、討議などを通じて自身の選択した研究テーマを深め、それを論文に結実させることに目的を置く。
 論文作成におけるプロセスは、参加学生の関心・テーマによって若干異なるが、以下の項目に示すのはその標準的なパターンである。
 
到達目標 / Goal ・修士にふさわしい幅広い知識と教養を身につけ、社会の様々な事象を考えることができる。
・それぞれのテーマに関し、専門的な知識を持つことができる。
・論文執筆の際に必要な学問への真摯な態度を養い、モチベーションを維持することができる。
・修士論文発表会において自身の研究成果を過不足なく説明することができる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション: 国際文化特別研究について理解し、1年間の研究の進め方の確認をする。
第2回研究テーマの模索(1): テーマの設定に関して確認する。
第3回研究テーマの模索(2): テーマの絞り込み作業をする。
第4回研究テーマの模索(3): テーマに関してゼミ内で意見交換をする。
第5回研究テーマの模索(4): テーマと資料検索のため、図書館にて検索作業を行う。
第6回研究テーマの確定(1): テーマを確定してから、資料検索を続ける。
第7回研究テーマの確定(2): テーマを確定してから、資料検索の結果の報告をゼミ内で各自行う。
第8回研究テーマの確定(3): どのようにテーマを扱っていくかを話し合う。
第9回先行研究についての討議(1): どのような先行研究があるかを確認する。
第10回先行研究についての討議(2): 先行研究に関するアドバイスを受ける。
第11回研究方法の確認(1): どのようなアプローチで研究を進めていくかを検討する。
第12回研究方法の確認(2): 方法論について理解する。
第13回研究方法の確認(3): 方法論について確認する。
第14回データ収集について(1): 調査をする場合のデータ収集についての理解をする。
第15回データ収集について(2): 調査をする場合のデータ収集についての確認をする。
第16回論文構成の確定(1): 章立てを考える。
第17回論文構成の確定(2): 章立てを考え、確定する。
第18回論文の作成(1): 執筆作業を始める。
第19回論文の作成(2): 執筆作業を始める。
第20回論文の作成(3): 書いた箇所を提出し、チェックを受ける
第21回論文の作成(4): チェックを受けた箇所を点検し修正作業をする。
第22回論文の作成(5): 再び執筆作業に入る。
第23回論文の作成(6): 執筆作業と修正作業をする。
第24回論文の完成(1): 完成に向けて作業をする。
第25回論文の完成(2): 抄録、表紙などの作成をする。
第26回論文の完成(3): 参考文献の一覧を作成する。
第27回論文の提出(1): 提出に向けての確認作業をする。
第28回論文の提出(2): 提出後に、担当教員からのフィードバックを受け、修士論文発表会に向けた準備を行う。
評価方法 / Evaluation (1)評価の方法 A(S)~C・E評価
(2)評価の基準
 修士論文70%、授業への参加度20%、先行研究文献収集10%
教科書等 / Textbook 各自のテーマに応じて随時提示する。
準備学習 / Preliminary study 修士論文用のファイルをしっかり管理し、一歩一歩着実に進めてほしい。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)