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講義名 健康心理学特別研究
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 10
校地 2学年
必修・選択
講義名(英文)
学部・学科

担当教員
氏名
◎ 佐藤 浩信

授業概要 / Class Description 人々の生活に関連する様々な問題について、健康心理学的観点から主題を設定し、科学的手法を用いて最終成果物としての論文作成を行う。各自が設定する研究主題に対し、明確な目的を立て、科学的合理性を担保する検証方法を用いて結論を導き出していく。それに基づき最終成果物となる修士論文を作成する。
到達目標 / Goal ①明確な主題を設定し、それに応じた研究デザインを立案できる。
②先行研究を含めた既報や資料の十分な検討と吟味ができる。
③科学的根拠に基づく結論を導き出すことができる。
④結果の妥当性検討を行い、社会的意義と有用性を提案できる
⑤広く成果を公表し、学術論文として文章化できる
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション:
本科目の目標、到達点、論文作成の意義と社会的責任、実施に際する倫理的配慮
第2回問題提起と主題設定のための既報購読(1):
原著論文を購読しリサーチ・クエスチョンを明確にする
第3回問題提起と主題設定のための既報購読(2):
原著論文を購読しリサーチ・クエスチョンを明確にする
第4回問題提起と主題設定のための既報購読(3):
リサーチ・クエスチョンに対する研究主題を明確にする
第5回問題提起と主題設定のための既報購読(4):
リサーチ・クエスチョンに対する研究主題を明確にする
第6回先行研究に基づく研究仮説の立案(1)
第7回先行研究に基づく研究仮説の立案(2)
第8回研究仮説に基づいた研究計画の立案(1)
第9回研究仮説に基づいた研究計画の立案(2)
第10回研究仮説に基づいた研究計画の立案(3)
第11回研究計画に基づく調査票の作成と信頼性・妥当性の検討(1)
第12回研究計画に基づく調査票の作成と信頼性・妥当性の検討(2)
第13回予備調査の実施および使用ツールの妥当性の再検討
第14回研究計画に基づいた本調査の実施、データの取り扱いと倫理的配慮
第15回調査結果の検討(中間発表)
第16回データ解析法の検討(1):データクリーニング、解析ソフトウェアについて
第17回データ解析法の検討(2):分布検討および基礎統計による解析
第18回データ解析法の検討(3):各種多変量解析による解析
第19回分析結果の吟味(1):評価指標の設定と取り扱い
第20回分析結果の吟味(2):結果の妥当性の検討
第21回成果の文章化(1):論文執筆し成果をまとめる
第22回成果の文章化(2):論文執筆し成果をまとめる
第23回成果の文章化(3):論文執筆し成果をまとめる
第24回成果の文章化(4):論文執筆し成果をまとめる
第25回成果の文章化(5):論文執筆し成果をまとめる
第26回成果の倫理的検討と人権の配慮の再検討
第27回研究成果の公開、社会的意義と貢献
第28回総括:研究主題に対する結論の再考、リミテーション
評価方法 / Evaluation 評価の方法:A(S)~C・E
評価の基準:修士論文(発表を含む)80%、研究課題への取組み態度20%
教科書等 / Textbook 指定しない。
準備学習 / Preliminary study 主題に関連する原著論文(先行研究論文)を精読しておくこと。
また、論文作成における調査法や解析方法などについても検討をすすめておくこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 応用健康心理学研究室(F46)
備考 必要な資料類は適宜配布する。