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講義名 テキスタイル企画特論
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Theory for Textile Production Planning
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)


授業概要 / Class Description 衣服に於ける重要素材であるテキスタイルの課題は、社会からの様々な要求に対して素材設計・構成・生産の各段階の付加価値が重要である。消費者の求めに応じたテキスタイル企画には材料学・衣料環境生理学・衣服構成学・模様構成・染織技術・縫製技術等の総合的視点を必要とする。
本講義は、上記の基礎学問を踏まえつつ、テキスタイルを服飾につなげる実践的な企画と技法について論じる。
到達目標 / Goal 国内外のブランド企画を例に企画部員の発想とそれに附随する主要技術を学ぶことができる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回テキスタイルの実用構想要因(1)コンピュータを使用し、配色作業の手法とその実際を学習する。
第2回テキスタイルの実用構想要因(2)コンピュータを使用し、模様の制作手法とその実際を学習する。
第3回テキスタイルの実用構想要因(3)コンピュータを使用し、模様の創作要因を学習する。
第4回テキスタイルの実用構想要因(4)コンピュータを使用し、模様の創作理論を解説する。
第5回テキスタイルの企画要因(1)実際に手掛けた海外及び、国内の有名ブランド製品を例に企画要因を解説する。
第6回テキスタイルの企画要因(2)服飾製品化過程の系統的整理と、ブランドに於けるテキスタイル企画要因を解説。
第7回テキスタイルの企画要因(3)インディゴ染料の化学合成過程を例に、テキスタイル企画に必要となる染織要因を解説する。
第8回テキスタイルの企画要因(4)天然染料の発色試験を例に、テキスタイル企画に必要となる染織要因を解説する。
第9回テキスタイルの企画要因(5)捺染工場の現況と作業の現状を紹介し、テキスタイル企画に於ける染織要因を解説する。
第10回テキスタイルの制作要因(1)反応染料の定着剤を化学合成し、定着剤の性能について解説する。
第11回テキスタイルの制作要因(2)化学合成した定着剤と染料について解説する。
第12回テキスタイルの制作要因(3)反応染料のアルカリ定着について解説する。
第13回テキスタイル製作の限界と展開(1)捺染(孔版)を例に制作現場を解説し、限界と可能性について学習する。
第14回テキスタイル製作の限界と展開(2)捺染手法の可能性について解説する。
第15回テキスタイル製作の企画論の総括。
評価方法 / Evaluation 1. 評価の方法 A(S)~C・E評価
2. 評価の基準
授業への取組み・積極性50%、レポート50%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 隣接する百貨店等の店頭調査が中心となる。各講義終了時、次の講義に合わせ適宜に課題を連絡する。
テキスタイル企画特論演習との同時履修を希望する。
担当教員問合せ先 / Office to contact テキスタイル研究室(A073)
備考 授業の中で指示する
必要に応じて、コンピュータを使用