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講義名 TVジャーナリズム論
(副題) アナウンサーとしての実践を中心に
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) TV Journalism
学部・学科 造形学部デザイン・造形学科

担当教員
氏名
◎ 古屋 和雄

授業概要 / Class Description マスコミの担い手のひとつである「放送」。日々の暮らしとジャーナリズムはどのように関わっているのだろうか?ジャーナリズムは「いまを伝えること」を最も大切にし、情報は送り手の「視点」を通して伝えられる。この授業では、その「送り手の論理」を知ることによって、今どのような時代に生きているのか、認識力を養う。講師は、NHKのアナウンサーとして40年余り、報道・教養・エンターテイメント番組を送り続けてきた体験を語り、映像を使った解りやすい講義を進める。
到達目標 / Goal 受講者は、自分がジャーナリストであったならこの時代とどのように向き合っていくか、授業を通してその視点を磨く。更にはそれぞれのテーマに対して自分がどう考えているのか「自分さがし」をする能力を身につけるようになる。
実務経験 / Business Experience 日本放送協会(NHK)/アナウンサー/「NHKスペシャル」キャスター等
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション・・・「ジャーナリズム」とは? 「今」を「自分の視座」から伝える
第2回「今」と「事実」を見つめる・・・「あさま山荘事件」とドキュメンタリー
第3回災害とジャーナリズム・・・東日本大震災と阪神淡路大震災
第4回司馬遼太郎氏と「菜の花忌シンポジウム」・・・歴史の中から「今」に光を当てる
第5回科学番組と見えざる世界・・・「驚異の小宇宙人体Ⅲ・遺伝子」
第6回医療番組と患者の選択・・・「ここが聞きたい!名医にQ」
第7回家族から見た社会とジャーナリズム①・・・男と女の役割分担をこえて(目指す男女共同参画社会)
第8回家族から見た社会とジャーナリズム②・・・高齢社会を支える(公的介護保険の明暗)
第9回家族から見た社会とジャーナリズム③・・・揺れる教育(「校内暴力」から「ひきこもり」への推移)
第10回家族から見た社会とジャーナリズム④・・・障害者と人権(ノーマライゼーションへの道)
第11回「時代」を記録する・・・東京大改造(首都高速・新宿駅・新幹線・東京オリンピック)
第12回戦争をどう伝えるか?・・・「戦争を知っていますか? 子どもたちへのメッセージ」
第13回井上ひさし氏と戦後民主主義・・・未来に伝えるべきもの
第14回まとめ・・・ジャーナリズムと報道の自由度 あなたがジャーナリストなら
第15回 
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価基準:試験・レポート50%、授業態度50%
教科書等 / Textbook 授業内で提示する。
準備学習 / Preliminary study 日々のニュースをチェックする。
担当教員問合せ先 / Office to contact 総合教養・体育学研究室(A046a)内線2340
備考 履修可能人数:30
履修登録学生が多い場合は抽選になります。