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講義名 臨床心理学
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Clinical Psychology
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 菊住 彰

授業概要 / Class Description 複雑さを増す現代社会では、心の問題への取り組みの必要性が高まっている。臨床心理学の理論と技法は、日頃の生活における悩みや問題を解決する方法や、それらを予防する方法を含んでいる。 臨床心理学の基礎に、健康心理学の視点を加えて、心理、身体、人間関係のより良い状態を作っていく方法を学び、日常生活に活かせるようにする。
到達目標 / Goal ①臨床心理学に関する人格理論、発達理論や主要な専門用語を理解できる
②問題行動の発症機序を理解し、説明できる。
③心理療法の基本的な考え方について理解し、説明できる。
実務経験 / Business Experience 臨床心理士・公認心理師。大学の学生相談室や心療内科クリニックなどでカウンセラーを務めてきた
授業計画 / Class schedule
内容
第1回イントロダクション ―― 臨床心理学とは
第2回臨床心理学の人間観
第3回身近な症例 1(うつ/適応障害/パーソナリティ障害 など)
第4回身近な症例 2(発達障害/摂食障害/ゲーム障害 など)
第5回社会生活上の問題行動 1(ひきこもり/非行 など)
第6回社会生活上の問題行動 2(虐待など)
第7回心理援助の方法 1(発達・人格理論)
第8回心理援助の方法 2(対象理解とアセスメント)
第9回心理援助の方法 3(心理療法)
第10回心理援助の方法 4(自己効力感の回復)
第11回心理援助の方法 5(ストレス対処法)
第12回事例の考察 1(クライエントとのかかわり方をみる)
第13回事例の考察 2(どこに焦点を当てているかをみる)
第14回自分の「今まで」と「これから」 ―― よりよく生きるために
授業形式 / Teaching Method 座学による講義。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:課題レポート70%、期末レポート30%
教科書等 / Textbook プリントを配布する。参考文献は授業の中で適宜紹介する。
準備学習 / Preliminary study 学んだ理論や技法は、身近な日常生活の場面に当てはめて考え直す習慣をつけてほしい。課題レポートではそのための練習を課すので、それを次週の講義までに必ず行って提出すること。(1時間程度)
担当教員問合せ先 / Office to contact 応用健康心理学研究室(F46)