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講義名 日本語能力試験対策B
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Preparation for The Japanese Language Proficiency Test B
学部・学科 造形学部建築・インテリア学科

担当教員
氏名
◎ 込宮 麻紀子

授業概要 / Class Description 日本語能力試験は、日本語を母語としない学習者の日本語能力を測定する試験である。この授業では、N1に合格することを目的として、過去に出題された問題や今後予想される問題を解き、その傾向と対策を知る。また、練習問題を通じて、さまざまな場面で使用される日本語を理解し、適切な行動が取れるような言語能力を養う。
この授業は、「日本語総合演習(基礎・応用)A・B」を履修していなくても受けることができるが、前期・後期通して受講することを勧める。
到達目標 / Goal 日本語能力試験の認定の目安は、幅広い場面で使用される日本語を理解し、適切な言語行動が取れることである。したがって、この授業でN1レベルのさまざまな試験問題に触れることにより、日本語に関する知識と共に、その言語知識を利用して実際のコミュニケーションの場面で適切に対応できるようにする。さらに、より複雑な試験問題に対応できるようになるための実力をつける。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回授業の目的や内容などについての説明
第2回言語知識(文字・語彙)―意味の似ている語の中から適切な副詞や外来語を選ぶ
第3回言語知識(文字・語彙)―多義語や慣用句を適切に使用している文を選ぶ
第4回言語知識(文法)文法形式の判断―文の内容に合った文法形式を選ぶ
第5回言語知識(文法)文の組み立て―語順を並べ替えて、正しく、意味が通る文を完成させる
第6回言語知識(文法)文章の文法―文章の流れに合った文かどうかを判断する
第7回読解(情報検索)広告やパンフレットなどの文章の中から必要な情報を探し出す
第8回読解(統合理解)複数の文章を読み比べ、比較しながら共通点、相違点を理解する
第9回読解(統合理解)複数の文章を読み比べ、筆者の立場や主張の違いを理解する
第10回読解(主張理解)指示語や接続詞に注意しながら論説文を読み、内容を理解する
第11回読解(主張理解)文章の構成に注意しながら論説文を読み、内容を理解する
第12回読解(主張理解)社説や評論など1000字程度の文章を読み、筆者の主張とその根拠を読み取る
第13回聴解(課題理解)会話の流れを理解し、話者の意図や主張を聞き取る
第14回聴解(統合理解)複数の視点が含まれる長い話を理解し、立場の違いや意見の違いを理解する
評価方法 / Evaluation 1.評価方法  A(S)~C・E評価
2.評価基準  試験40% 小テスト・課題等30% 授業への意欲、参加度30%
教科書等 / Textbook 授業の中で指示する。
準備学習 / Preliminary study 授業担当者の指示に従って準備(教材に出てくる語句の読み方や意味を調べるなど)をしておくこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 語学研究室(A館4階 A046b)