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講義名 日本語会話B
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Japanese Conversation B
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 星 圭子

授業概要 / Class Description この授業では、日本語を使って、ビジネスコミュニケーションのような改まった場面において、その場に必要な内容を自然な流れで話す練習をする。具体的なシチュエーションにおいて、どのように話すかということを実践しつつ学ぶ。
同時に、ビジネス場面で文化的誤解が生じたケースについて話し合い、ロールプレイに結びつける。
学生の希望によって、内容を変更することもある。
到達目標 / Goal ・パブリックなコミュニケーション場面での表現の使い分けができる。
・会話の目的に応じ、適切に話の構成ができ、場と目的にかなった表現が使える。
・他者との関係を円滑に保つ会話ストラテジーが使える。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション 
ビジネス場面に必要な会話:その組み立てと用語、敬語の使い方とは
社外の相手への自己紹介1 モデル会話の理解とシャドーイング
第2回社外の相手への自己紹介2 表現や用語の確認と練習
第3回社外の相手への自己紹介3 話の流れの確認、ロールプレイ
第4回社外の相手への自己紹介4 文化的背景の違いに配慮しながらロールプレイ
第5回電話での応対1 モデル会話の理解とシャドーイング
第6回電話での応対2 表現や用語の確認と練習
第7回電話での応対3 話の流れの確認、ロールプレイ
第8回電話での応対4 文化的背景の違いに配慮しながらロールプレイ
第9回アポイントをとる1 モデル会話の理解とシャドーイング 
第10回アポイントをとる2 表現や用語の確認と練習
第11回アポイントをとる3 話の流れの確認、ロールプレイ
第12回アポイントをとる4 文化的背景の違いに配慮しながらロールプレイ
第13回スピーチ1:正しい発音(イントネーション、アクセント、間)で話す練習
第14回スピーチ2:正しい発音(イントネーション、アクセント、間)で発表
第15回前期課題のフィードバック:自分自身が苦手な項目の確認
クレームの電話を受ける1 モデル会話の理解と表現や用語の確認と練習  
第16回クレームの電話を受ける2 話の流れの確認、ロールプレイ
第17回クレームの電話を受ける3 文化的背景の違いに配慮しながらロールプレイ
第18回クレームを上司に報告する1 モデル会話の理解と表現や用語の確認と練習 
第19回クレームを上司に報告する2 話の流れの確認、ロールプレイ
第20回クレームを上司に報告する3 文化的背景の違いに配慮しながらロールプレイ
第21回クレームに対処する1 モデル会話の理解と表現や用語の確認と練習
第22回クレームに対処する2 話の流れの確認、ロールプレイ
第23回クレームに対処する3 文化的背景の違いに配慮しながらロールプレイ
第24回接客の場面での会話1 敬語表現の復習~どんなとき誰にどんな言葉で~
第25回接客の場面での会話2 モデル会話で話の流れと定型表現を学ぶ
第26回接客の場面での会話3 ロールプレイで実践~姿勢やしぐさとともに~
第27回接客の場面での会話4 接客場面での不測の事態への対応のしかた
第28回接客の場面での会話5 ロールプレイと動画確認
授業形式 / Teaching Method 各ビジネス場面に即したロールプレイを行い、適切さや自然さについてクラスで検討する。
ケーススタディで異文化摩擦の場面を扱い、その背景や解決策についてディスカッションを行う。
評価方法 / Evaluation 評価の方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:授業の課題(クイズ含む)60%、授業への意欲と参加度40% で評価する。 
教科書等 / Textbook 村野節子他『ロールプレイで学ぶビジネス日本語』(スリーエーネットワーク 税別2000円)を使用する。
その他に適宜資料を配布/配信するので、きちんと整理し、以前のものでも授業中に参照できるようにする。
準備学習 / Preliminary study 授業では発表のための準備等を宿題として課す。
また、各課の終了後にミニクイズを行う。
本文が実際のビジネス会話に近い教材なので、授業に入る前に一読しておくことを求める。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)