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講義名 キャリア総合演習
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Seminar in Career Planning
学部・学科 国際文化学部国際ファッション文化学科

担当教員
氏名
◎ 大橋 龍司

授業概要 / Class Description 【授業目的・方針】 大学の学びや、社会に出ると必要な「自分で設定した問題に対して、自分なりの答え」を出すことが求められます。その必要な力として「様々な情報を幅広い視野で考える力(=クリティカルシンキング)を学びます。そしてその思考力を、人(ゼミ、教員)や社会人、人事担当者に伝える際に、「論理的に根拠をもって文章で伝える(=ロジカルライティング)」の基礎知識を学ぶ。 また、社会にでるに当たって必要な「最新の時事問題」、筆記試験・適性検査に必要な「国語(=言語)」「数学・算数(=非言語)」を実践的な知識として身につける。 インターンシップ等で使用する自己分析を論理的に書けるように学ぶ講座である。
到達目標 / Goal ●クリティカルシンキング、ロジカルライティングを身につけて、自己表現ができるようになる     ●将来のキャリア像実現に向けて、適性検査、筆記などについて基本的な知識を身につけ活用できる
●社会動向、世界情勢を調べて視野を広げて、さまざまな情勢を読み取り、自分の意見を述べられる   ●他者とのコミュニケーションを積極的にとることができる 
実務経験 / Business Experience 【主な職務経歴】
○株式会社リクルート 事業企画部、新規事業開発部、HR領域営業部(企業開拓)
○株式会社リクルートHRマーケティング(現:株式会社リクルートジョブズ)
 経営企画部 マーケティング室
○世田谷区、荒川区キャリア教育コーディネーター
 ・企業と学校をつなぐコーディネイト運営、教諭向けキャリア研修
授業計画 / Class schedule
時限内容
第1回3時限【オリエンテーション】
初回にあたり、本講座の趣旨説明。「批判的思考力」「論理的に文章で伝える」「最新の時事問題」「適性検査」の動向について資料を使って解説する。毎回の運営について解説もする
第2回3時限【クリティカルシンキング①「会話内容の正確な把握」】 
日常会話において最も重要なことは、「議論」の内容をきちんと理解することである。
①何を言っているのか(主張) 
②何を根拠に言っているのか(根拠・理由) を学ぶ
第3回3時限【クリティカルシンキング② 「隠れた前提」】
人の考えは、すべて表に出ているとは限らないため、誤解や混乱につながることがあります。ここでは「隠れた前提」について知り、それを見抜くための視点を学ぶ
第4回3時限【クリティカルシンキング③ 「根拠の確かさの確認」】
いくら根拠が並べられても、その根拠自体が信頼できなければ、主張は支えられません。ここでは「根拠の確かさ」を判断するポイントを学ぶ
第5回3時限【ロジカルライティングの基礎知識 】
自分の主張を伝えることは、「論理的」にまとめる必要があるとはどういうことか? を事例や、図解を使って解説する。インターンシップ応募書類のポイントについて解説する。
第6回3時限【ロジカルライティングの「全体像」をつかむ 】
論理的に考えをまとめて、論理的に書くための全体像を「図解(=チャート)」でつかむ。チャートを使った思考法を身につける
第7回2時限【ロジカルライティングの「主張・意見」を考える 】                 
・主張・意見は発想を広げて、どんどん書いていく。発想の広げ方について学ぶ。     
・時事問題(社会・生活)の他者意見から、自分の考えを述べてみる
第8回3時限【ロジカルライティングの「整理する」「文章にする」 時事問題①】
・主張・根拠を拡散した後に、整理して文章にするまでを学ぶ。インターンシップ応募書類を書 いてみる。                                     
・時事問題(政治)の他者意見から、自分の考えを述べてみる
第9回3時限【「クリティカルシンキング」 &「ロジカルライティング」を組合わせた応用編】    
・クリシンを使った論理的な文章を作成する。発想の広げ方について学ぶ。        
・時事問題(社会・生活)の他者意見から、自分の考えを述べてみる
第10回3時限【言語能力(=国語)① 】
・出題頻度の高い領域:同意語、反意語について学ぶ。                 
・時事問題(経済・金融)の他者意見から、自分の考えを述べてみる
第11回3時限【言語能力(=国語)② 】
・出題頻度の高い領域:二語の関係、文法について学ぶ。                
・時事問題(国際)の他者意見から、自分の考えを述べてみる
第12回3時限【非言語能力(=数学)① 】
・出題頻度の高い領域:損益算、速さ・時間・距離について学ぶ。            
・時事問題(世界情勢)の他者意見から、自分の考えを述べてみる
第13回3時限【非言語能力(=数学)② 】
・出題頻度の高い領域:割合と値段、表・資料の読みとりについて学ぶ。          
・自己PRのネタ出しシートを作成する 
第14回3時限総まとめ】
「クリティカルシンキング」「ロジカルライティング」、筆記試験における「言語」「非言語」の総まとめを行う
授業形式 / Teaching Method グループワーク、グループワークの発表を行う予定です。(全2~3回)
評価方法 / Evaluation 1.評価方法 A(S)~C・E評価
2.評価の基準 試験・レポート40% 、ミニレポート20%、出席率・授業へ意欲・参加度40%

教科書等 / Textbook  プリントを配布する
準備学習 / Preliminary study プレゼンテーションやディスカッションもあるので、受け身ではなく、主体的に参加するように
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光研究室A(D44)
備考