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講義名 アパレル商品企画論
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Apparel Merchandising
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 千本木 秀樹

授業概要 / Class Description 消費者市場の変化とともに商品企画の手法も変化している。商品企画の基本理論と最近のマーケティング手法にのっとった商品企画を時系列的に項目に沿って学習する。アパレル商品企画の基本概念の習得を目指す。
到達目標 / Goal アパレル商品企画の基本概念と時系列的業務内容、様々な事象の理論的背景を理解し、専門的学力を身につけ、発展的人材として成長する為の知識・能力を習得できることが到達目標である。
実務経験 / Business Experience (株) 東京スタイル  マーチャンダイザー
        デザイナーズブランドからナショナルブランドまで幅広くMD経験を積む


(株) レナウン    マーチャンダイザー、レディス企画部長、マーケティング部長
          ブランドの再構築、レディス全体の企画統括
          マーケティング部では、主に新規ブランドの立上げ、大学の講師を担う
授業計画 / Class schedule
担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回千本木 秀樹商品企画とは
 商品企画のタイプと、それぞれの特徴を解説する。
第2回千本木 秀樹ブランドの優位性
 競争環境のきびしいマーケットにおいて、ブランドが何でもって優位性を持てるかを解説する。
第3回千本木 秀樹商品ランク・店舗ランクと商品企画
 ブランドは多数の商品を企画するが、良く売れる商品や、売れにくい商品があり、それぞれをランク付けて、その役割を解説する。又、展開店舗にもランクがあり、装品の供給方法についても解説する。
第4回千本木 秀樹ブランドビジネスのマーチャンダイジング
 商品企画をするにあたり、「ブランドをマネジメントする」という視点が重要であり、具体的にどの様な事が重要なのか解説する。
第5回千本木 秀樹ブランドポジショニング戦略と商品企画
 市場において、様々なブランドがどの様なポジションに位置するかにより、商品企画における重要性がどの様に異なるのかを解説する。
第6回千本木 秀樹商品企画手順・ターゲット設定
 ターゲットの設定方法と、商品企画の具体的な手順を、時系列的に解説する。
第7回千本木 秀樹情報収集とテーマ設定
 商品企画をするにあたり、様々な情報を収集し、分析しなければならない。その手法とそこからどの様なシーズンテーマを設定するのか、その手法と具体例を解説する。
第8回千本木 秀樹データ分析とその活用法
 主に前シーズンの販売実績データを、どの様な方法で分析し、そのデータから何を読み取るのかを解説する。
第9回千本木 秀樹主要原料の基礎知識
 アパレル商品の主要構成要素である、ファブリックとニット糸の主だった特徴と、その調達にあたっての基礎知識を解説する。
第10回千本木 秀樹素材構成決定について
 商品企画作業の初期課程において、使用素材の構成をする。その手法と重要ポイントについて解説する。
第11回千本木 秀樹販売期間設定と商品企画パターン
 アパレル商品は販売期間が短いが、それぞれの販売期間の設定方法や、商品の供給方法により商品企画の手法も異なる。それらのパターンについて解説する。
第12回千本木 秀樹販売計画と量設計
 商品企画をするにあたり、個々の商品を企画する前に、どの様な商品構成をするのかを計画をし、商品を企画した後に、個々の商品をどれ位生産するのかという計画を作成しなければならない。それらは販売計画に連動しなければならないが、その関係性を解説する。
第13回千本木 秀樹SKU管理
 商品を区別する最小単位をSKUと呼ぶが、その解説と商品企画に於けるSKUの使用方法を解説する
第14回千本木 秀樹価格設定法
 商品コストと販売価格設定の手法を解説する。
評価方法 / Evaluation 1.評価の方法
A(S)~C・E評価
2.評価の基準
試験・レポート80% 授業への意欲、参加度20%
教科書等 / Textbook プリントを配布する
準備学習 / Preliminary study アパレルショップにて、「商品の価値」を実感し、その価値が何によって構成されているか考える事。
2週間に一度、1時間程度。
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室(A064)