回 | 内容 |
第1回 | Ⅰ. アパレル運動機能論とは 人間工学(バイオメカニクス)・解剖学・生理学とアパレル運動機能論との関連を学び、そこからスポーツウェア、インナーウェア、ユニバーサルファッション等へ向け、どう展開するかを概説する。 |
第2回 | Ⅱ.運動器としての人体構造を理解し、動作適応を充足する被服設計が出来る能力を養う 1)ヒトの身体(からだ)について学ぶための準備 2)体表区分・方位用語について ~衣服製作との関連性~ 3)骨の構造・役割・種類について学び、名称とはたらきを理解する |
第3回 | 4)筋の種類・構造・役割・分類について学び、名称とはたらきを理解する 5)皮膚の構造と機能を理解する 6)動作にかかわる器官とそれらの連携、骨(こつ)・筋(きん)・関節(かんせつ)・靭帯(じんたい)について 7) 生活動作および運動とかかわる姿勢・動作について |
第4回 | Ⅲ.人体の計測法と統計 1)様々な計測手法を知り、方位と関連付けて人体形状を把握できる能力を養う 2)統計の基礎を学び、測定の意義と測定値の適切な扱い方を学ぶ |
第5回 | Ⅳ.運動学と運動力学 1)ニュートン力学の基礎、運動学と運動力学の相違、スポーツバイオメカニクスとは 2)ヒトの動きを分析するとは |
第6回 | Ⅴ.動きやすい服とは 1) 運動による身体変化と衣服変形の関係性を考える 2)各種スポーツにおける動作の特徴とウエアの関連性 |
第7回 | Ⅵ.オリンピックとスポーツウェア 1) スポーツウェアの動作性 2) オリンピックの開催を契機に発展した機能性スポーツウェア
|
第8回 | Ⅶ.シューズの企画設計に向けて 1)足と靴の関係、快適な靴選びについて 2)歩行の原理 3)トレーニングシューズ、競技用スポーツシューズについて |
第9回 | Ⅶ. インナーウェアの企画設計に向けて 1) 皮膚と肌着の関係 2)衣服圧による 身体の変化 2)皮膚と衣素材の摩擦、締め付けの影響
|
第10回 | Ⅷ. ユニバーサルファッションの企画設計に向けて(1) 1)乳幼児服について・・・乳幼児の体型、行動と衣服の対応 |
第11回 | Ⅷ. ユニバーサルファッションの企画設計に向けて(2) 2)高齢者服について・・・高齢者の姿勢・体型変化、身体的特徴と衣服の対応を学ぶ 3)障がい者服について・・・障がい者の病態の基礎、衣服での対応,障がい者スポーツについて |
第12回 | Ⅷ. マスク,帽子,手袋の設計へ向けて、頭部、手部等の形態について理解する |
第13回 | Ⅷ. 動きやすい衣服の企画・デザインに向け、プレゼンテーション、ディスカッションを通して考察を深める
|
第14回 | Ⅸ.アパレル運動機能論の意義と重要性を総括し、機能的アパレルへの展開、今後の課題を考究する |