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講義名 ファッションテキスタイル
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Fashion Textile
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 金尾 佐知子

授業概要 / Class Description ファッション素材(テキスタイル)に関する知識を身に付け、それを様々な場面で活用出来ることが、ファッション業界に携わる者には求められる。この授業では、ファッション素材である繊維、糸、布地の基本的な構造や性質について学び、基礎知識を習得する。
到達目標 / Goal ファッション素材の繊維、糸、布地の構造や性質の基礎的知識を理解することができる。
ファッションにおいて、デザイン発想や製作時に適切なテキスタイルを選択することができる。
アパレル製品や繊維製品のテキスタイルに関する情報を正しく読み取ることができる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回はじめに
①ファッションテキスタイルとは
②繊維製品とは
③繊維の種類と分類
第2回衣料用繊維とはどのような繊維かⅠ
①天然繊維の特徴(形態、長所、短所)
第3回衣料用繊維とはどのような繊維かⅡ
②化学繊維(再生繊維・半合成繊維)の特徴(形態、長所、短所)
第4回衣料用繊維とはどのような繊維かⅢ
③化学繊維(合成繊維・無機繊維)の特徴(形態、長所、短所)
第5回繊維製品の表示
課題Ⅰ:自分が着用している衣服の表示を調べる

第6回糸Ⅰ
①糸の種類
②糸の撚り構成
第7回糸Ⅱ
③糸の太さ
第8回布地の構成Ⅰ
①織物組織(平織、斜文織、朱子織)
第9回布地の構成Ⅱ
②編物組織
③その他(不織布、レース等)
第10回布地の加工
仕上げ加工と改質加工
第11回布地の表裏、たてよこの見分け方
課題Ⅱ:自分が選択した布地の表とたて方向を判定する
第12回布地の性能Ⅰ
①機械的性能:強度、伸度
②形態的性能:弾性と塑性、熱可塑性
第13回布地の性能Ⅱ
③保健衛生的性能:吸湿性、吸水性、保温性
④装身的性能:防しわ性、W&W性
⑤感覚的性能
第14回まとめ
繊維、糸、布地の性能の関係を考える
課題の返却と解説
評価方法 / Evaluation ・評価方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:試験(またはまとめ課題)60%、授業の理解度20%、授業への参加度20%
教科書等 / Textbook 「テキスタイル工学講座 テキスタイル概論」文化出版局
準備学習 / Preliminary study 授業前に授業内容の概略をClassroomで配信するので、授業ノートを作るなど準備をしておく(15分程度)
毎回授業内容を確認する小テストを行うので、自分の採点を確認し、間違いは正しておく(5分程度)
毎日着用する衣服の素材を意識して授業を聞くことで興味が深まる
担当教員問合せ先 / Office to contact テキスタイル研究室(A073b)