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講義名 コミュニケーション論
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Communication Theory
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 工藤 雅人

授業概要 / Class Description この講義は、ファッションに関するインタビュー記事の作成を通して、コミュニケーションを学ぶことを目的とする。テーマの設定から、インタビュー対象者の選定、質問項目の作成、インタビューの実施、原稿の編集・掲載に至るすべてのプロセスを学生自身が行う。

講義は基礎を学ぶ座学、課題を作成する実践、作成した課題を履修学生全員で検討する相互評価の三つの形式で実施する。
到達目標 / Goal インタビュー記事の作成を通して、情報の取得・編集・伝達の技法を習得すること。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回イントロダクション
第2回調査法を学ぶ(座学)
質的調査と量的調査の違いを学ぶ
第3回インタビュー調査の特徴(座学)
インタビューという手法の利点と欠点を学ぶ
第4回インタビュー対象の選定(実践)
テーマの設定にもとづいた対象設定の必要性を学ぶ
第5回インタビュー対象の相互評価と再選定(実践)
設定したテーマとインタビュー対象の妥当性を発表し、ほかの履修学生からの意見を聞き、必要な修正を加える。
ほかの履修学生の発表に対し、問題点の指摘や改善案の提示を行う。
第6回質問項目の作成(実践)
テーマにそい、かつ、回答が容易な質問項目の作成方法を学ぶ。
第7回質問項目の相互評価と修正(相互評価)
作成した質問項目を発表し、ほかの履修学生からの意見を聞き、必要な修正を加える。
ほかの履修学生の発表に対し、問題点の指摘や改善案の提示を行う。
第8回インタビューのリハーサル(相互評価)
ほかの履修学生を相手にインタビューのリハーサルを行い、質問項目や質問の順番、メモの取り方などに必要な修正を加える。
ほかの履修学生のインタビュー相手となり、問題点の指摘や改善案の提示を行う。
第9回インタビューの実施(実践)
第10回インタビューの文字起こし(実践)
テーマに基づき、取捨選択を行いながら、インタビューの文字起こしを行う。
第11回インタビュー原稿の作成(実践)
記事全体の構成案をつくり、それに基づきながら、原稿の執筆を行う。
第12回インタビュー原稿の相互評価と修正(相互評価)
作成した原稿に対して、ほかの履修学生からの意見を聞き、必要な修正を加える。
ほかの履修学生が作成した原稿を読み、問題点の指摘や改善案の提示を行う。
第13回インタビューを補強する視覚情報(写真や動画等)の選定・インタビュー記事の作成(実践)
記事全体の構成案にもとづき、インタビュー記事作成に必要な視覚情報の選定を行い、さらに、インタビュー原稿と視覚情報を素材として、構成案にもとづき、インタビュー記事の作成を行う。
第14回インタビュー記事の相互評価と修正(相互評価)
作成したインタビュー記事に対するほかの履修学生からの意見を聞き、必要な修正を加える。
ほかの履修学生の作成したインタビュー記事に対し、問題点の指摘や改善案の提示を行う。
評価方法 / Evaluation ・評価の方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:インタビュー実施・原稿作成70% 参加度30%(初回の講義を欠席した場合、また、「相互評価」の講義を2回以上欠席した場合、インタビューに参加しなかった場合、原稿作成ができなかった場合には、E評価とする。)
教科書等 / Textbook 教科書は指定しない。
読むべき文献があれば、授業内に提示する。
準備学習 / Preliminary study 実践の講義では、テーマやインタビュー対象者の選び方、質問項目作成の工夫、インタビューのやり方等の指導がメインとなる。そのため、相互評価の講義の準備や指摘の反映は、予習および復習として授業時間外に行うものとする(各回2時間程度)。
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室(A064)