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講義名 ファッション社会学基礎演習ⅡB
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 2学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Basic Seminar in Fashion Sociology ⅡB
学部・学科 服装学部ファッション社会学科

担当教員
氏名
◎ 田中 里尚
北方 晴子
糸林 誉史
熊谷 伸子
工藤 雅人
金川 孝義
安永 明智

授業概要 / Class Description 本演習では、やや長めのレポートの作成を行い、論理構成を組み合わせて記述する方法を学ぶ。そして、そのレポートを元にしたプレゼンテーション資料の作成に関する作法を学び、論理構成のある長文レポートについての理解を深める。
到達目標 / Goal 長文のレポートを書きながら、自身の主張を裏付ける根拠の提示の仕方(引用や参照、図の提示など)を意識しながら記述できる力を習得する。また、複数の論理展開が組み合わされた複雑な構成のレポートが書ける力を習得する。
実務経験 / Business Experience アパレル企業におけるMDとしての商品企画業務、ブランド事業部事業部長としてのブランド運営業務、
パリ・ロンドンにおける海外駐在員業務、コンサルティング会社における、コンサルタントとしての業務などを経験。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション:2年次後期の演習の目的、スケジュール、課題、評価方法などについてオリエンテーションを行う。
第2回長文レポート作成の方法①:複数の論理展開が組み合わさり、段落単位だけではない、節ごとの論理論理展開を考える必要のあるレポートの作成方法を学ぶ。その上で、引用や参照に関する表記ルールについてより専門的に学ぶ。また、剽窃等の違反行為についても理解する。
第3回長文レポート作成の方法②:やや長めのレポートを、オンラインジャーナルや図書館の文献等を調べながら、自力で完成させる。疑問点は、授業内に随時教員とディスカッションすることで解決する。
第4回長文レポート作成の方法③:前回、完成したレポートを教員または学生間においてディスカッションしながら、自身の問題点や改善点について把握する。疑問点については、教員からのフィードバックを元に、自力で解決するように努力する。
第5回長文レポート作成の方法④:フィードバックを受けた長文レポートを、時間をおいて再度読み直し、改善点を把握したのちに、修正し完成させる。教員はできる限りのアドバイスは行うが、学生が自力で問題を解決できるよう方向づけを行う。
第6回長文レポート作成の方法⑤:提出された完成レポートを、再度教員とのディスカッションの中で、改良・発展できるような点を把握する。把握された問題点を元にして、プレゼンテーション資料作成の準備を行う。
第7回長文レポート作成の振り返り:前期から後期にかけて読んできたテキストのWork18~24までを再度読み直し、疑問点等を学生間ないしは教員とディスカッションしながら理解し、定着させる。
第8回プレゼンテーション資料の作成①:前期に行ったテキストのWork23を読み直し、自力でプレゼンテーション資料を作成する。また、長文レポートに対応するプレゼンテーション資料をつくる際の注意点を教員や学生間で共有し、プレゼンテーションの様式性を理解する。
第9回プレゼンテーション資料の作成②:作成したプレゼンテーション資料を元にして、教員または学生間でディスカッションを行い、問題点を把握して、修正を行い、完成させる。
第10回プレゼンテーション資料の作成③:完成したプレゼンテーション資料を元にして、教員または学生間でディスカッションを行い、問題点を把握して、再度修正し、充実した資料に至るよう努力する。
第11回プレゼンテーションの実践①:完成させたプレゼンテーション資料を用いて、テキストのWork24を読んで要点を理解したのち、教員または学生の前でプレゼンテーションを行う。その上で、質疑応答を行いながら、口頭での議論の仕方を理解する。
第12回プレゼンテーションの実践②:各人が行ったプレゼンテーションをもとに、教員または学生間でディスカッションを行い、自身のプレゼンテーションの課題と改善点を把握する。また、教員または学生間で各々のプレゼンテーションを評価し、クラスの代表発表者を決定する。
第13回後期授業の振り返り:振り返りのためのワークシート(LP)に、後期の演習に関する自分自身の成果と課題を記入する。そして、それらを記述しながら、専門ゼミに進級する自身の今後の課題について理解を深める。
第14回学年全体でのプレゼンテーション:各クラスで最も興味深いプレゼンテーションまたは自薦行ったプレゼンテーションを、学年全体で再度実演しあい、各自、それらの発表の優れたところを理解しつつ、その上で改善点をワークシートに記入しながら探り、今後の自分のプレゼンテーションに生かす。
授業形式 / Teaching Method アクティブラーニング型授業形態をとる。個人ワークに対して、添削等でフィードバックを行い、プレゼンテーションに対しては一対一でのフィードバックと、一対他のディスカッション形式で行う。
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
レポート課題40%、プレゼンテーション資料およびプレゼンテーション40%、振り返りのためのラーニング・ポートフォリオ(LP)10%、授業参加態度 10%。
教科書等 / Textbook 吉原惠子・間渕泰尚・冨江英俊・小針誠『スタディスキルズ・トレーニング 改訂版 大学で学ぶための25のスキル』(実教出版 2018 第2刷)
準備学習 / Preliminary study ①課題プレゼンの為の基礎資料を読み込む(1時間x29回)
②課題プレゼンの下調べを行い、s濁世の準備を行う(3時間x7回)
③課題プレゼンの作成を行い、授業内でのプレゼン後に報告分を執筆する(2時間x5回)
担当教員問合せ先 / Office to contact 服装社会学研究室(A064)