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講義名 保育学
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Nursing
学部・学科 服装学部ファッションクリエイション学科

担当教員
氏名
◎ 森谷 直樹

授業概要 / Class Description 生理的早産状態で生まれてくる人間は,他の哺乳類に比べて周囲の大人(おもに親)や環境の手助けをより多く必要とする。だからこそ人間の成長には大きな可能性が期待できる。そのような成長過程において保育が果たす役割は極めて重要であろう。本講義では乳幼児期の子どもと家庭,社会の関係における保育の役割と機能を多角的に取り上げる。それにより人間の発育・発達における知識を深め,次世代の健全な育成のための基本的な資質を身につけることを目的とする。
なお教職課程履修者のみ本講義とは別に本学附属幼稚園における保育実習(1日)を行う。
到達目標 / Goal ①家庭科教育における保育に関する内容の意義と役割を理解し,他領域との関連の中で保育を捉えることができる。
②人の成長と親の関わり,またそこでの地域や社会との関係性を複眼的に捉えることができる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション
・保育とは何か?
第2回保育を学ぶ意義
「子ども」という存在
第3回保育・教育思想から学ぶ
早期教育の可能性
第4回子どもの発達
・子どもの誕生と母体
・乳幼児期の特性
第5回子どもの発達
・子どもの精神発達
第6回子どもの発達
・子どもの身体発達
第7回子どもを育てる
・愛着と自立,他者との関わり
第8回子どもの生活
・生活習慣の獲得と今日的課題
第9回子どもの遊び
・文化論的視点から見る遊びの意義や役割
第10回家庭看護
・病気や事故の予防と手当
・家庭における看護
第11回家庭保育と集団保育
・子どもが育つ環境の変遷
・家庭・集団保育の意義と役割
第12回幼稚園と保育所の役割と現状
第13回保育計画の基本的考え方
児童福祉と子育て支援
第14回これからの保育のあり方
・これまでの講義内容を横断的に取り上げる
授業形式 / Teaching Method 授業内容に応じて「グループワーク」「ディスカッション・ディベート」「課題解決型学習」などを用いる。取り組み方については事前に説明するので、主体的な学びとなる取り組みを期待する。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価基準:試験40%、ミニレポート50%、授業への取り組み10%
教科書等 / Textbook 『新保育学(第5刷)』南山堂、岡野雅子ほか、2011年
準備学習 / Preliminary study ①事前に示された教科書の該当範囲および配布資料・映像などを予習したうえで受講すること(1時間程度)。
②日頃から保育や子育てに関する興味・関心を持ち,関連するニュースや出来事に目を向けること。
担当教員問合せ先 / Office to contact 所 属:総合教養・体育学研究室(A046a)
連絡先:moriya@bunka-wu.ac.jp
備考 特になし