授業概要 / Class Description |
私たちの生活にはさまざまなモノや多くの情報が介在している。この授業ではそれらを編集し、人々に発信する手段として、雑誌等の「紙媒体」とアニメーション・実写映像等の「映像媒体」の課題を制作する。 異なるメディアを学ぶことにより、視覚的・感覚的に表現方法を模索していく。 そして自分の得意なジャンルで自由に発想し、個々の個性を活かす情報発信の面白さを体験する。 前半はアニメーション制作課題、中盤は雑誌(冊子)制作課題、後半はビデオカメラ、スマートフォンを使用した実写映像による制作課題をおこなう。 |
到達目標 / Goal |
「アニメーション制作」では「映像が動いて見える仕組み」を理解する。「雑誌制作」では企画からデザインまでの雑誌編集のイロハを学び、編集業務とデザインセンスの基礎を身につける。 「ムービー制作」では実写映像制作のプロセスを理解できるようになり、個人で映像を作るのに必要な基礎技術を習得できるようになる。 |
実務経験 / Business Experience |
岡部隆信:1988年〜1989年 東京書籍株式会社 編集者として勤務。1989年よりデジタルイラストレーターとしてDTPでのグラフィック制作に携わる。 荒井知恵:アニメーター/企業CM、児童教育ビデオ等のアニメーション制作を手掛ける。 細川梨奈:テレビアニメのオープニング映像制作、ネット用の映像制作、サンリオピューロランドのアトラクション映像等の撮影、編集を手掛ける。 |
授業計画 / Class schedule |
回 | 内容 |
第1回 | オリエンテーション・全体説明 課題Ⅰ「アニメーション」①課題説明 材料調達、企画立案を行う |
第2回 | 「アニメーション」② 作画を行う |
第3回 | 「アニメーション」③ 作画、仕上げを行う |
第4回 | 課題Ⅱ「雑誌制作」① 編集用語の説明・企画・ラフデザインを作成する |
第5回 | 「雑誌制作」② 企画発表、原稿制作を行う |
第6回 | 「雑誌制作」③ 編集作業を行う |
第7回 | 「雑誌制作」④ 編集作業を行う |
第8回 | 「雑誌制作」⑤ 作品プレゼンテーション・講評を行う
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第9回 | 課題Ⅰ「アニメーション」④ 作品発表、講評を行う
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第10回 | 課題Ⅲ「ムービー制作」① 課題説明 アプリの準備、基本操作を行う |
第11回 | 「ムービー制作」② 企画立案、ロケハン、絵コンテを作成する |
第12回 | 「ムービー撮影」③ 撮影を行う |
第13回 | 「ムービー撮影」④ 編集、書き出しを行う |
第14回 | 「ムービー撮影」⑤ プレゼンテーション・講評を行う |
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授業形式 / Teaching Method |
グループワークで役割分担をして制作する課題と、個人で全ての制作工程を行う課題がある。共に企画内容はプレゼンテーションを行い、全員が内容を共有する。 |
評価方法 / Evaluation |
A(S)~C・E評価 評価の基準:授業態度・意欲:50%、レポート課題:50% |
教科書等 / Textbook |
指定なし |
準備学習 / Preliminary study |
普段から美術館やパフォーマンスなど様々な演出表現に興味を持っておく。雑誌等を読むときにも、みんなに教えたい面白い記事、すごい記事、美しい記事など、自分にとって価値ある記事を蒐集しておく。ネットやDVDなどでミュージックビデオ、アニメーションなど映像作品をたくさん視聴しておく。 |
担当教員問合せ先 / Office to contact |
メディア・映像研究室(A163) |