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講義名 エアラインサービス
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Airline Services
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 小川 祐一

授業概要 / Class Description 本講義では、航空会社が提供する旅客サービスを、海外旅行に行く旅行者の流れに沿って学んでいく。これにより、エアラインが提供するサービスを大局的に理解するとともに、エアラインサービスの現状と課題を把握する。
また、前期授業終了後(8月上旬を予定)に航空会社を訪問し、グランドスタッフ・キャビンアテンダントの職場を見学する。(先方企業の都合ならびに新型コロナの感染状況により中止になる場合がある)
これらを通じ、航空会社のサービス現場を支える個々の職種に関する理解を深め、将来のキャリア選択の一助とすることを目指す。
到達目標 / Goal ・エアラインが提供する旅客サービスの全体像を理解できる。
・個々のサービスについて、その基礎的な内容や課題を説明できる。
・グラントスタッフ・キャビンアテンダントといった個々の職種について、その仕事内容をイメージできる。
実務経験 / Business Experience 日本航空株式会社に1985年に入社し、25年間に渡り、空港旅客、国際線・国内線予約、客室サービス企画、安全推進、客室訓練企画等に携わり、その間、国際線、国内線の客室責任者としての乗務も経験する。
早期退職後、大学院で経営管理を学ぶかたわら、ホスピタリティ・マネジメントやCS向上をテーマに、主としてホスピタリティ関連企業において講演、研修に携わる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション‐授業の進め方、評価方法など
第2回出発前1-航空会社の歴史、飛行機の歴史、航空会社の提供するサービスの概要
第3回出発前2‐予約、発券、支払と事前座席指定など、主に予約セクションが提供するサービスを学習する
第4回出発前3‐お体が不自由なお客様やご高齢のお客様などに対して航空会社が提供している特別なサービスを学ぶ
第5回搭乗前1‐CIQや地上ハンドリングなど、航空業界を支えるサービスを学習する
第6回搭乗前2‐旅客ハンドリングなど、主にグランドスタッフが提供するサービスを学習する
第7回搭乗から離陸‐機内のサービス業務と日常安全業務など、主に客室乗務員が提供するサービスを学習する
第8回巡航中1‐機内食について、地上のケータリングと客室乗務員が行うミールサービスを学習する
第9回巡航中2‐客室乗務員が行う着陸準備とともに、緊急対応について学習する
第10回到着‐到着時のCIQと手荷物ハンドリングについて学習する
第11回ロールプレイ①‐ホスピタリティ実習室を使用してチェックインカウンターと機内サービスの簡単なロースプレイを行う
第12回ロールプレイ②‐ホスピタリティ実習室を使用してチェックインカウンターと機内サービスの簡単なロールプレイを行う
第13回航空会社の職場を学ぶ‐航空会社の職場(羽田空港を予定)を訪問し、サービス現場を見学する
第14回全講義の要点の振り返りと整理
授業形式 / Teaching Method ホスピタリティ実習室を使用し、簡単なロールプレイを行う。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価の基準:授業態度50%、課題・テスト50%
教科書等 / Textbook 授業内でその都度指示する
準備学習 / Preliminary study 授業の前に前回の授業の振り返りを行う。各自復習を望む。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)
備考 授業の一環として羽田空港の航空会社を訪問するので希望者は参加すること。ただし、先方企業の都合ならびに新型コロナの感染状況により中止になる場合がある。