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講義名 国際文化・観光基礎研究セミナー
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Seminar in Basic Research Methods for International Culture and Tourism
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 加藤 薫
栗山 丈弘
星 圭子
石田 名都子
中沢 志保

授業概要 / Class Description  前期は、観光学の基礎を学ぶために、文献を講読し、観光という社会事象に関する研究の視点や視座について考察する。毎回、担当者が割り当てられたテーマについてテキストをまとめ、レジュメを作成し、討議を行なう。
 後期は、講義編では地域研究・文化研究の視点・視座を学び、専門性を深めてゆく。つづく発表編では、受講者が講義編の中からテーマを選択し、発表資料を用意したうえで発表をし、討議を行う。
到達目標 / Goal 前期:観光研究の多様な視点について理解することができる。テキストを要約・考察・報告することができる。報告に即して、その内容を深める討議を行うことができる。
後期:文献内容に関する理解とともに、自由な発想・自由な発言の大切さ、他者の意見・感性の違いを確認することで、多様性の大切さを理解することができる。また、研究発表の基本を身に着けることができる。
授業計画 / Class schedule
担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回栗山 丈弘オリエンテーション:
・文献紹介『観光社会学2.0』(福村出版)
・授業の進め方

レジュメの書き方・報告の仕方・報告の分担
第2回栗山 丈弘課題① レジュメの書き方
・レジュメとは何かを理解する
第3回栗山 丈弘課題② レジュメを書いてみる
・『観光社会学2.0』序章を要約してレジュメを作成する
第4回栗山 丈弘課題③ 報告の仕方
・レジュメをもとにグループで発表の報告の仕方を学ぶ
第5回栗山 丈弘グループの作成と役割分担
・グループに分かれ、テキスト講読の役割分担を行う
第6回栗山 丈弘課題④ 文献講読(1)
範囲 第1章「観光社会学」の対象と視点――リフレクシヴな「観光社会学」へ
第7回栗山 丈弘課題⑤ 文献講読(2)
範囲 第2章 観光の近代と現代――観光というイデオロギーの生成と変容
第8回栗山 丈弘課題⑥ 文献講読(3)
範囲 第3章 神戸の観光空間にひそむ「風景の政治学」
第9回栗山 丈弘課題⑦ 文献講読(4)
範囲 第4章 日本人の海外旅行パターンの変容―ハワイにおける日本人観光の創造と展開
第10回栗山 丈弘課題⑧ 文献講読(5)
範囲 第5章 パフォーマティヴなダークツーリズムの可能性――「パフォーマティヴィティ」概念に
第11回栗山 丈弘課題⑨ 文献講読(6)
範囲 第6章 田園観光と「ロマン主義的まなざし」――由布院地区調査から見た観光客と地元業者の「まなざし」
第12回栗山 丈弘課題⑩ 文献講読(7)
範囲 第7章 ツーリズム・モビリティーズ研究の意義と論点
第13回栗山 丈弘文献講読の全体まとめと総合考察
第14回栗山 丈弘ラーニングポートフォリオの作成と提出
第15回加藤 薫
石田 名都子
中沢 志保
星 圭子
後期オリエンテーション:文献紹介と後期(地域研究・文化研究)の進め方について
講義編と発表編の二部構成。
第16回加藤 薫講義編(1) PTA問題から「日本」について考える
第17回加藤 薫講義編(2)PTA問題から「日本」について考える
第18回星 圭子講義編(3)日本語談話研究と日本語教育
第19回星 圭子講義編(4)日本語談話研究と日本語教育
第20回中沢 志保講義編(5)アメリカの政治と文化
第21回中沢 志保講義編(6)アメリカの政治と文化
第22回石田 名都子講義編(7)英語圏とその文化
第23回石田 名都子講義編(8)英語圏とその文化
第24回石田 名都子
中沢 志保
加藤 薫
星 圭子
発表編(1) 加藤関連テーマ発表
第25回石田 名都子
中沢 志保
加藤 薫
星 圭子
発表編(2)星関連テーマ発表
第26回石田 名都子
中沢 志保
加藤 薫
星 圭子
発表編(3)中沢関連テーマ発表
第27回石田 名都子
中沢 志保
加藤 薫
星 圭子
発表編(4)石田関連テーマ発表
第28回石田 名都子
中沢 志保
加藤 薫
星 圭子
後期の学習内容のまとめと3年次のゼミ分け(国際文化・観光応用研究セミナー)について
授業形式 / Teaching Method 前期は、レジュメによる報告・発表とディスカッションを基本としたアクティブラーニング型授業を行う。後期においては、各自の決めたテーマについてのプレゼンテーションを行う。
評価方法 / Evaluation ・評価基準:A(S)~C・E評価
・評価方法:授業態度50%、試験・提出物50%
教科書等 / Textbook 〈前期〉須藤廣・ 遠藤英樹『観光社会学 2.0 拡がりゆくツーリズム研究』福村出版
準備学習 / Preliminary study 〈前期〉報告者はテキストをまとめレジュメを準備する。その他の学生も事前にテキストを読み込み、討論に備える。
(後期)発表者は発表資料やスライドの準備をして発表に臨む。 
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光A研究室(D44)、国際文化・観光B研究室(D49)