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講義名 情報資源組織演習
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 演習
基準単位数 2
校地 2学年
必修・選択 必修
講義名(英文) Seminar in Organization of Information Resources
学部・学科 国際文化学部国際文化・観光学科

担当教員
氏名
◎ 吉田 昭子

授業概要 / Class Description 図書館が対象とする各種の情報資源をどのように体系化するかについての概括的な知識を得る。特に情報資源の同定識別に用いられる記述の役割や各要素を知る。また、主題検索に用いられる分類の体系を知り、件名による名辞検索との相違や相互の関連を理解できるようにする。
到達目標 / Goal 1.図書館が対象とする情報資源の概略を理解し、特徴を説明することができる。
2.記述の役割や要素を知り、体系的に説明することができる。
3.分類や件名に関する体系についての知識を深め、活用することができる。
4.情報資源組織の必要性について考え、その方向性について説明できる。
実務経験 / Business Experience 東京都立図書館、大学図書館での司書実務経験あり。司書としての勤務経験を生かした授業を行う。

授業計画 / Class schedule
内容
第1回情報資源組織の概要(目録、分類、件名、標目・排列)
第2回メタデータと目録、日本目録規則、書誌要素、書誌項目
第3回要素が少なく単純な目録の記述
第4回タイトルと責任表示に関する記述(タイトル)
第5回タイトルと責任表示に関する記述(責任表示)
第6回版に関する記述
第7回シリーズに関する記述
第8回注記に関する記述
第9回洋書の記述
第10回逐次刊行物の記述
第11回視聴覚資料の記述
第12回階層による記述
第13回単行単位と物理単位の記述
第14回集中目録と分担目録、MARC
第15回日本のMARC
第16回主題検索の意義・種類、分類と分類表
第17回日本十進分類表の構成
第18回分類作業の実際
第19回助記性と相関索引
第20回補助表の意義と使用法
第21回件名、件名標目表
第22回基本件名標目表
第23回シソーラス
第24回細目の使用法
第25回分類記号順や階層構造表の意義と活用
第26回典拠の役割と記述との関係
第27回著者名典拠、その他の典拠
第28回リンクの活用、情報資源組織の方向性
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
授業態度50%、レポート課題50%
教科書等 / Textbook 指定なし
準備学習 / Preliminary study 図書館の検索システム等を実際に利用してみること。不明な点など気軽に相談してほしい。
担当教員問合せ先 / Office to contact D49(国際文化・観光B研究室)