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講義名 地域施設計画特論
(副題)
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Advanced Study of Community Facilities Planning
学部・学科 大学院生活環境学研究科生活環境学専攻(修士課程)


授業概要 / Class Description 人間生活の拠点は住まいにあるが、健康で文化的な生活を営んでいく上で、日常的に利用する身近な生活関連施設(地域施設)の存在は不可欠である。本授業では、地域施設として子どもや高齢者のための施設をとりあげ、地域、コミュニティ、生活圏の意味を学び、利用者の視点から建築と行動・意識の関係を理解し、歴史的経緯と今日的課題について、具体的な計画事例をあげながら解説する。
到達目標 / Goal 日常生活圏を中心とする地域の現状を知り、その社会的課題に対して地域施設計画としてどう取り組むべきか、その役割について考え、今後の地域施設の在り方を展望できる視野を養う。そのために必要な地域施設の計画手法に関する知識・技術を習得する。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回地域施設とは何か:住宅機能の社会化、現代社会におけるコミュニティ
第2回「生活圏」という考え方:現代生活と生活圏
第3回生活圏の多段階構成:生活圏と地域施設の多段階的対応
第4回地域施設計画の考え方(1) 人口推計、需要量、利用圏
第5回地域施設計画の考え方(2) 施設規模、施設配置、施設機能
第6回子どものための地域施設計画(1) 子どもの発達、子育て支援のための施策
第7回子どものための地域施設計画(2) 保育環境
第8回子どものための地域施設計画(3) 遊びと地域生活
第9回子どものための地域施設計画(4) 地域の中の子どもの居場所
第10回高齢者のための地域施設計画(1) 高齢者をめぐる社会情勢、高齢者の生活特性
第11回高齢者のための地域施設計画(2) 高齢者の居場所
第12回高齢者のための地域施設計画(3) 地域包括ケアシステム
第13回高齢者のための地域施設計画(4) 高齢者の在宅生活を支える施設
第14回少子高齢社会における地域施設の役割
評価方法 / Evaluation ・評価の方法:A(S)~C・E評価
・評価の基準:レポート70%、授業への参加度30%
教科書等 / Textbook 授業の中で指示する。
準備学習 / Preliminary study 前回の授業内容に関連する事項を各自の視点で再整理し、追調査するなどして理解を深めて、次の授業に臨むこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 建築・インテリア研究室(A183)