回 | 内容 |
第1回 | オリエンテーション:本講義の内容を把握し、到達目標を確認する。 異文化間教育の歴史を概観し、異文化とは何かについて考える。
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第2回 | ジェスチャー、表情、視線等の非言語メッセージについて、文化によるとらえ方の違いを知る。 |
第3回 | 非言語メッセージの背景にある日本人の考え方の8つの特徴「語らぬ」「わからせぬ」「いたわる」「控える」「修める」「ささやかな」「流れる」「まかせる」について考える。 |
第4回 | 言語面から見た日本人のコミュニケーションの特徴、日本人の発想、物事のとらえ方について理解を深める。 |
第5回 | 各国のことわざ、昔話を通して価値観の違いに気づく。国によるしつけや教育の違いについて理解を深める。 |
第6回 | あいづちの打ち方や、視点の違い、同調性などから日本人の言語行動、コミュニケーションの特徴を考える。 |
第7回 | コンテキスト(文脈)への依存度が高い「高コンテキスト文化」であると言われる日本語のコミュニケーションの特徴を考える。 |
第8回 | 異文化接触とカルチャーショックの体験談をもとに自分自身の異文化適応能力について振り返る。 |
第9回 | 日本と中国における謝罪行動の違いについて、コミュニケーション方略の観点から分析する。日中のテレビドラマの謝罪シーンを調査した研究をもとに、謝罪する時に何を重視しているのかについて分析する。
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第10回 | 異文化体験を、D.I.Eメソッドによって分析する。D.I.Eメソッドとは、Describe(描写する)、Interpret(解釈する)、Evaluate(評価、判断する)の頭文字をとったものである。
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第11回 | レポートに向けた準備を行う。これまでに扱った話題から関心のあるものを取り上げ、それに関連する先行文献を探し、研究方法を考える。 |
第12回 | 相手を尊重しながら、自分の気持ちや考えについて主張するアサーティブなコミュニケーションの方法を考える。 |
第13回 | 職場におけるミスコミュニケーションについて考える。職場は様々な立場や考え方を持った人の集まりである。外国籍社員と日本人社員が話している動画を見ながら、より良いコミュニケーションの取り方を考える。 |
第14回 | 各自のレポートの課題について、プレゼンテーションを行い、意見交換を行う。 |