シラバス参照

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講義名 アジア文化研究
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Asian Cultural Studies
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)

担当教員
氏名
◎ 糸林 誉史

授業概要 / Class Description 本授業では、現代アジアの政治、経済、社会、科学,環境の根本問題へとつながる文化人類学の理論と方法を「つながり」をキーワードに,テキストの講読と追加課題によって自分のものとする。SNS(Slack)を活用して,動画やオンライン資源を利用しながら立体的に現代アジアの諸問題を読み解いていく。
到達目標 / Goal 1.文化人類学の基本概念を用いてアジア文化への興味を深める
2.文化の理論から21世紀の諸課題への問いを立てることができる
授業計画 / Class schedule
内容
第1回オリエンテーション: アジアと文化の概観・目標
第2回第1章:近代を支える「わたし」・近代以前の「わたし」
第3回「つながり」を考える・可視化された「つながり」
第4回文化人類学の基本・比較という手法
第5回第2章:フィールドワークとは・わたしが揺さぶられる
第6回「わたし」がひらく・自分の殻を脱ぎ捨てる
第7回「わたし」がその場にいる意味・変容こそが学び
第8回第3章:「日本人」をつくるもの・器としての「わたしたち」
第9回ほんとうの「わたし」とは・わたしを維持する
第10回家族であるより家族になる・文化と分人
第11回第4章:異文化を理解するとは・差異とともに生きる
第12回複数のカテゴリー・選びとられるカテゴリー
第13回柔らかなわたしから考える・共感と共鳴
第14回まとめ:他者に導かれて「わたし」が世界を変える
授業形式 / Teaching Method 課題解決型、疑似フィールドワーク、ディスカッション、プレゼンテーション
評価方法 / Evaluation A(S)~C・E評価
レポート70%、授業態度30%
教科書等 / Textbook 松村圭一郎『はみだしの人類学』学びのきほん,NHK出版(670円)
準備学習 / Preliminary study 毎回,講読文献に関連するオンライン資源を検索・保存しておく。
担当教員問合せ先 / Office to contact 総合教養・体育学(A046a)
備考 文化人類学の履修状況によって内容を「アジア文化研究2年」に変更する場合があるため、同科目2年のシラバスも参照すること