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講義名 英米文化研究
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Anglo-American Cultural Studies
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)

担当教員
氏名
◎ 石田 名都子

授業概要 / Class Description 英国と米国の歴史、文化、言語等の観点から2つの国を考察する事が本講義の目的である。
特に、歴史的な観点から言語や文化的特徴について考察する。また英連邦における言語事情等もあわせて考察する。
到達目標 / Goal ・英国の歴史、文化、言語事情に対する知識を修得し説明できる。
・米国の歴史、文化、言語事情に関する知識を修得し説明できる。
・歴史的観点から、言語と文化の関係について理解できる。
・アングロサクソン文化とケルト文化に関する知識を修得し説明できる。
授業計画 / Class schedule
内容
第1回Introduction:本講義の内容を理解し、到達目標を確認する。
第2回英国の歴史(1):古英語期から中英語期までの外面史と内面史を概観する。
第3回英国の歴史 (2):近代英語期初期から後期までの外面史と内面史を概観する。
         19世紀と20世紀の外面史と内面史を概観する
第4回米国の歴史:英国の植民地支配の時代から米国の建国を中心に米国の歴史を概観する。
第5回アングロサクソン文化とケルト文化(1):ゲルマン民族のアングロサクソン人とケルト人の民族と宗教を比較し相違点を確認する。
第6回アングロサクソン文化とケルト文化(2):ゲルマン民族のアングロサクソン人とケルト人文化と言語を比較し相違点を確認する。
第7回英国の言語事情(1):現代のイングランドの言語事情を概観し、特に、RP(Received Pronunciation)とコックニー、河口域英語などの性質を理解し、台頭理由を考察する。
第8回英国の言語事情(2):スッコトランド、ウェールズ、アイルランドにおける言語事情を理解する。
第9回英国の言語事情(3):イングランドにおける社会方言と地方方言について理解する。
第10回米国の言語事情(1):アメリカの3大方言について理解する。
第11回米国の言語事情(2):黒人英語と言語政策を中心に米国の言語事情を理解する。
第12回英米の文化比較(1):英米の相違点について確認する。特に行動パターンを中心に相違点を理解する。
第13回英米の文化比較(2):イギリス人とアメリカ人の行動パターンの規則性を理解し比較検討する。
第14回英連邦の言語事情:英連邦における英語のピジン化やクレオール化について、および言語政策について概観する。
授業形式 / Teaching Method ディスカッションやプレゼンテーションなども含む。
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E
評価の基準:授業への意欲・参加度60%、課題等40%
教科書等 / Textbook 授業時に指示する。
準備学習 / Preliminary study 問題意識を持って授業に臨んでほしい。
担当教員問合せ先 / Office to contact 国際文化・観光B研究室 (D49)