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講義名 健康心理学特論Ⅰ
(副題)
講義開講時期 通年 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 1学年
必修・選択 選択
講義名(英文) Advanced Studies in Health Psychology Ⅰ
学部・学科 大学院国際文化研究科国際文化専攻(修士課程)

担当教員
氏名
◎ 杉田 秀二郎
佐藤 浩信
安永 明智

授業概要 / Class Description 健康心理学とは、人間が生涯を身体的・精神的・社会的に健康に過ごすために必要な知識と技能を身に付けるための学問である。本科目では疾病や生活習慣、ストレスなど日常生活に関わりの深いトピックスを取り上げながら、現代社会において心身ともに健康に生きることの意味を考察していく。
到達目標 / Goal ・生活における健康心理学の重要性を理解できる。
・身体的のみならず、精神的・社会的な健康を実現するための知識と技能を理解できる。
・健康心理学の研究を行っていくための理論や知識を理解し、説明できる。
授業計画 / Class schedule
担当教員・担当教員フリーテキスト内容
第1回杉田健康と心理学:健康を心理学観点から研究する必要性
第2回杉田健康教育と健康心理学:健康心理学における健康教育の重要性
第3回佐藤日常生活ストレスとポジティブメンタルヘルス:日常生活ストレスと認知的評価、ストレスコーピング
第4回佐藤ストレスと脆弱性:ストレスと緩衝要因、レジリエンス理論、ワーク・エンゲイジメント、ストレス脆弱性理論と精神疾患
第5回杉田ヘルスプロモーション(1):個人の行動変容としてのヘルスプロモーショ
第6回杉田ヘルスプロモーション(2):社会的政策としてのヘルスプロモーション
第7回杉田健康行動と生活習慣:日々の健康行動と生活習慣および生活習慣病との関連
第8回安永人の健康行動に関連する個人・環境要因
第9回安永行動変容理論の基礎となる心理学の理論:学習理論/動機づけ理論
第10回安永個人レベルの健康行動の変容を促す理論:計画的行動理論/ヘルスビリーフモデル/トランスセオレティカルモデル
第11回安永個人間レベルの健康行動の変容を促す理論:社会的認知理論/ソーシャル・サポートモデル
第12回安永集団レベルの健康行動の変容を促す理論:プリシード・プロシードモデル/ソーシャル・マーケティング理論
第13回佐藤感染症:感染症の動向、感染成立の要因、感染症予防事業、予防接種とワクチン、免疫応答と抗原抗体反応
第14回佐藤疾病予防と健康管理:疾病リスクと予防医学、疾病予防の段階、健康管理、健康の保持増進
評価方法 / Evaluation 評価方法:A(S)~C・E評価
評価基準:レポート50% 授業への意欲・参加度50%
教科書等 / Textbook 指定なし、適宜プリントを配付する。
準備学習 / Preliminary study 各回のテーマについて、事前に調べておくこと。
担当教員問合せ先 / Office to contact 応用健康心理学研究室(F46)